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不本意な形で退職した者からした贈る言葉

ジムから帰宅して実家の玄関に向かおうとしたら、雇い止めされた会社と合併した会社の下請け会社の方に、不具合の水道メーター検針結果の葉書を元OBの実父に渡して欲しいと言われた時に、

自分も元社員であったことを告げた。

その担当者様は、

腰痛持ちで要介護状態ながら立ち会った実父は責任感のある方であり、とても尊敬できる先輩であることを受け、実の母親である父方の祖母の信条である「恩義」という躾を守っているということを理解していると返した。

私自身、契約社員として在籍した17年間は最初の六年半と退職する前の二年間は不遇であったものの、本来いてはいけない私を

「家族」の一員として暖かく接してくれたことに関する「感謝」の言葉を改めて述べ、彼女を含めた現場等で残って頑張っていることや、今後の活躍を期待する言葉を残して後にした。

私が在籍した #東京都水道局 の監理団体である 旧 #東京水道サービス  と 同 #PUC  は去年合併して #東京水道株式会社  となり、従前の家庭的な面影は消え、

世の中の流れから出遅れたと感じた故に急激な会社方針の変更の執行に伴う被害者になってしまい、本来は「捻くれ者」として相手にしないスタンスを取るのが普通であるものの、在職中に何度も悪条件下で一生懸命頑張っているねという亡き親友が口にした言葉が自然に出たと思う。

親友曰く、

障害者となった為に就労不能になったという #生きづらさ  で情けなくなったと感じたことを受け、今度は別の形で私の番になったという自覚をしているので、尊敬の意を込めて言えたかもしれない。

合併した同業会社のゴタゴタ劇のみならず、過去の不遇を「共有」して頂いた担当検針員様に感謝する共に、

今後も現場の最前線の一員として活躍して頂きたいという所存である。

#自己紹介 #労働問題  #職場いじめ


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自己紹介

只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。