みんな誰かにとっての大切な人

誰かへ

今夜は新月ですね。
冬の新月の夜空を見上げると
星たちがピカピカに光っていて、
それが眩しくも感じたり、鋭くも感じたりして、
嬉しくも複雑な気持ちになります。

そんな新月の夜に騒めいた出来事があったので、
どうしても、あなたに聞いてもらいたいです。

特別に大切な人の存在ができてから、
私は人々の関係性についてよく考えるようになりました。
親友、家族、恋人、パートナー…
もしくは、それ以外のどんな肩書でも、
大切な人という存在はほとんどの人にあると思うのです。

誰しもみんな誰かにとっての大切な人。

最近は、この言葉を心に置いて人と接するようにしています。
もちろん、あなたも誰かにとっての大切な人。

だから、
人付き合いにおいて
相手を誰よりも大切な人と思っているわけではなく
別に大切な人がいるのなら、
相手の向こう側にいる人のことも考えるのが、
人としての思いやりや優しさのひとつなのではないでしょうか。

相手が大切に思っている人、
相手を大切に思っている人、
自分が人付き合いする人の背後には
そういう愛に溢れた人間関係もあるのです。

とはいえ、人付き合いは必要なものですので、
相手の向こう側にいる人を傷つけない・壊さない。
その心がけで
人付き合いもより一層楽しいものになるはずです。

と言いつつも、
私の思うことは違うのだろうなとも思います。

みんなを自分に向かせたい人、
何もかもを自分のものにしたい人もいて、
そういう人が好きな人もいて、
そういう人たちがいるということを
受け入れられない私が小さい人間なのかもしれませんね。

結局いつでも
「勝手に傷ついてるだけ」
「傷つく人の心が弱いから」
と言われてしまうのが世の常。

優しい世界に生きたいです。

あなたの明日が明るくありますように。


2023.03.11 Oui


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