陰謀、陰謀論

ひそかにたくらむ悪いはかりごとのことを陰謀と言う。その意味で言うと、陰謀論とは、誰かあるいはある集団が、ひそかに悪いはかりごとをたくらんでいて、社会を動かしているということになる。

しかし、どうも違うようだ。

つまり、陰謀論と言ったとき、根も葉もないが、なんとなく悪い奴らが、世の中をコントロールしようとしているということになる。ややこしい。
この意味の変遷は、情報が氾濫していて、何が本当の事なのかわからない現代を象徴している。

だから、「これは陰謀論ではない。」と言ったとき、こういうことになる。陰謀論とされていたものが、確かな情報の積み重ねによって、確かに陰謀だと明らかにされ、世の中に一つの真実として提出されたということだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?