黒影紳士season6-X 連鎖「黒影紳士season6-X連鎖『黒影紳士season1 短編集複製コピー版』」〜通称6-XX〜🎩第十一章 感謝
感謝
これから…僕は何れだけ夢を見て
書けるだろう
そう思ってふと先を考え
何時も書いている小さなテーブルに届く光を眺める
其の光のもっと先をみようとするが
其れはどんな時間
どんな季節
どんな天候でも
揺るぎなく真っ直ぐで
美しく……果てなど見えなかった
ずっと書いて下を向いている
一区切り付いて安堵した時だけ光を見る
それから大概色々と確認するが
其処にあるのは
常に休憩に相応しい優しい言葉があり
無くても見守ってくれていた誰かが存在した
影の様に……。
幼い僕を救った……あの影は
光の中にいた
苦悩、挫折に近しい想いも
その影が取り去ってくれる
……狡いと言われるかも知れない
それでも僕は
「黒影紳士」を愛してくれた人に
書いて何度でも言おう
その想い程に……愛している
その想い程に……感謝し
涙が止まらない日もある
「本」とは何であるかを……僕は考えていた
紙にすれば一方通行だが
ファンレターを送れば著者は感謝するだろう
このWeb上に在る何時消えてしまうか分からないものを
読む気持ち……
出逢いと別れの多い道……。
何かを信じなくてはきっととっくに去った道。
僕には他にも趣味があって、YouTubeのゲーム実況者だった。
特に名が売れる訳でもなく、ゲームと画像編集が好きだった。
ある日ゲーム実況画像の中に短いお話を付けた。
創り上げた景色に載せた。
其れが海外からも喜ばれて……自分でも、何故あの時そんなものを制作したのかは分からない。
でも……其れを創り上げた僕は、暫くずっと……書く事に飢えていたのだと気付いたのだよ。
だから本当は、ほんの少しの寄り道のつもりだった。
黒影の昔のデータがぽとりと落ちた時……何だか無性に、書きたくなった。
……今更……と、思った。
でも違った。
あの時だから……良かったんだと、今は確かに言える。
ゲームアカウントはお陰で、何だか小説が忙しくて……でも皆様お身体には気をつけて……。
確かそんな内容で消えた人になっている。
何時か戻ろうと思っても、何故か出来ない。
そう思えば思う時に限って、黒影が再熱を繰り返すんだ。
……如何だろね。
自分でも分からないよ。
現在49冊……この一冊で見事に50冊になる。
これはほんのおまけみたいな物だけど。
数えたのは初めてだった。
人気のある幕、無い幕……これだけやっても、全く僕は読者様が何が好きで読んでいるのか理解していない。
鳳凰登場が爆発的だったのは覚えている。
暫くして真面目な推理がまた読みたいと言っていたのも、何と無く知った。
ときめく紳士だか、カッコいい紳士だか、イメージすら分からん。
最初からの人はもう少ない。
新しい人は急に何処からか読み始める。
表紙に左右もされる。
悩んで悩んで……僕が何時も最後に見るのは……
やはりあの光だ。
あれこれの先にある……あの光と調和する美しい影だ。
……信じよう。
もし、駄目な日があっても。
……信じよう。
不安に崩されそうになっても。
……裏切りがあるとするならば、僕が書けるのに筆を置いた時だけだ。
……失敗など、何度あった事か。
一冊、二冊どころじゃない。
……だから何も恐れない。
あの光と影がある限り。
僕の心には永遠があります。
未来を信じると言う永遠です。
もしまた失敗しても、軈て存在するだけで
誰かが気付いて、その人生を読む事でしょう
僕は昔……小説の資料を漁っていた時の事です。
既に亡くなった方のリアルな証言を、遺族の方が残していてくれた物がネット上にありました。
貴重なたった一人の証言でした。
そのお陰で、僕は長編を無事書き終えた事があります。
何時か……漂う何かになっても構いません。
黒影と共に……漂う影に眩ますのも、僕らしいと思いまして。
毎日同じ様に見えても、Xで応援して下さる小説アカウント様も増えたり消えたり……ほぼ一年で、最初から残っているのは両手で足りる程です。
長く書くのは別れが多く、辛い日もあります。
それでも、変わらないんです。
僕と言う人間は。
恋のときめきでも無く、感謝じゃ足りない、泣いても足りない、書いても足りない……
どんなに書いても、書いた物より頂いた優しさの方が、僕からしてみれば、勇気であり、強さであり、書きたいと思わせる何かに変わるのですから。
毎日想って書くならば、どんなに駄目でも許されるならば、其れは既に……愛に相応しい。
海外の方は初対面でも、大好き!神の様だ!愛してる!と、平気で言って行くのですよ。
読めなくてもハートマークだらけだったりして。
多分、世界的なゲームYouTubeあるあるなのですが。
だから、僕も言うのをやめません。
大切な人も、「黒影紳士」を好きになってくれた方に騒ぐなら、ご自由に主義ですので。
だって嬉しいじゃないですか。
嬉しいが溢れて足りないのだから仕方ありませんよねぇ。
其れに……
何より……伝えられるのですよ。今は。
紙で出しても如何だか分からない。
買って貰えても、有難うの一言も言えなかった。
だから今を……もっと自由に永遠を超える程自由に……
振り切った先まで楽しみ尽くしたいです。
season6……短い様な長い様な……夏でした。
season7……は……もう少し長くしたいですね。
7って聞いただけでどんより、初めから読んでくれる人が減るのではないかとハラハラします。
けれど、他のsns、blogからか……不思議と始めから内部でも上げ直したならばと、読んでくれる方いるんです。
バラバラだから不思議ですね。
皆んな違う所に誰かしら毎日いる……不思議な大図書館です。
管理も、本当に悪魔にお願いでもしたくなりましたよ。
書くだけに走り、作業溜め込みました。
僕の夢は何時叶う事やら……苦笑。
もし、叶わなくても……こんな素敵な出逢いを貰えただけで、僕は十二分に幸せ者に御座います。
夢を見せて貰っているのは、僕の方ですよ。
光に在る影……
其れは今、紛れもなく……此れを読んだ君も作っている。
だからとっくに一人でなど書いておりません。
黒影と人生が共にあるならば、僕は元気でいないとなりません。
……愛する者の為、頑張って眠るまで。
夢から夢の中……覚めても……覚めても……今度は君がくれた夢の中……。
きっと最後の日が訪れても、僕は……また夢か……と、言うでしょう。
僕の夢も……如何やら永遠の様です。
君の夢も……どうかそんな出逢いと、安寧に包まれます様に……。
この上ない、感謝を込めて……。
泪澄 黒烏
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(お急ぎ引っ越しの為、校正後日ゆっくりにつき、⚠️誤字脱字オンパレード注意報発令中ですが、この著者読み返さないで筆走らす癖が御座います。気の所為だと思って、面白い間違いなら笑って過ぎて下さい。皆んなそうします。そう言う微笑ましさで出来ている物語で御座います^ ^)
お賽銭箱と言う名の実は骸骨の手が出てくるびっくり箱。 著者の執筆の酒代か当てになる。若しくは珈琲代。 なんてなぁ〜要らないよ。大事なお金なんだ。自分の為に投資しなね。 今を良くする為、未来を良くする為に…てな。 如何してもなら、薔薇買って写メって皆で癒されるかな。