見出し画像

情報の断捨離

 終活からのぉ、断捨離!残しても子供が困るから。ということで、服であったり、家具であったり、捨てていきましょう。本当に捨てたいのは旦那であるが、それを本人に言うと、とても悲しむと思うので、それは墓場まで持って行ってあげるとして。やさしい妻である。


今回のテーマで私が伝えたいことは


人に優しく、テレビに優しく。


である。


 テレビがない家という摩訶不思議な家があるのを聞いたことがあるだろうか。「うそつけ!」嘘ではない。これは実話である。じゃぁ、どうやって家で過ごすのさ!何を楽しみに家に帰ればいいのさ!ネットだそうだ。確かにネットは楽しい。たくさんの映画とたくさんの動画が見れる。テレビ離れについて叫ばれている昨今である。テレビの醍醐味といえば、バラエティ。だが、テレビの存在意義は、報道。とされている。ネットの情報と比較され、真の報道が求められているし、それに近づこうとテレビ局も頑張っている。それでもテレビの情報は必要ない。だから、家にテレビはおかない。ということなのだろう。情報はどこから入れるか。やはりネット。その情報が誠実、不誠実、事実、偽り、そう言った話は擦り切れるほど話されているので、ここではふれずに、ここで話したいのは、人は情報元を選択するようになってきている。ということについて深掘りしたい。テレビからの情報を断捨離したのだ。新聞も断捨離の対象になっている。かと思えば逆にネットの情報を断捨離して、新聞を購読する。アナログだが、裏付けの取れた情報がいいと考えて行動している人もいるようだ。自分に合った情報をどこから仕入れるか。それを選択している。


 テレビのニュースが嫌いになった人、「どうでもいい情報を流すな」と偉そうに言う。「よその不倫とかどうでもいい話ではないか」一理ある。そこで、「見なければいいのに。」とみんなが思う。だから筋を通して、見ない=テレビを家から無くし、必要な情報を手に入れるためにネットに移る。一見筋が通って見えるが、「不倫など、どうでもいい。」と偉そうに決めつけているところがちゃんちゃらおかしい。

 ワイドショーを楽しみにしている主婦の立場に立てば、「お前が必要としている情報の方がどうでもいんじゃい!」となるのではないだろうか。どこぞの会社の倒産の話とか、野球、ゴルフがどうとか、どうでもいいし。である。不倫についてどうでもいいし。つまり、関係ないしと言いたのであれば。「お前が株のことをどれだけ考えようが、世の中なんも変わんないし。つまりお前がどれだけ経済のこと考えようが、景気はこれっぽちも良くなることはない。経済とお前のほうが関係ないんじゃい」

 伝えたいことは、不倫報道も認めてあげて欲しい。ということ。不倫報道に興味がある人を間接的に否定しているようにも聞こえる。人間否定はよくない。と思う。じゃぁ不倫した輩をゴリゴリいじめている報道はどうなのか。と突っ込まれても困るので、そこは触れません。都合がよいですね。

 女性は偉いです。ゴシップが好き。好きなゴシップを否定されても文句を言わない。言い返しもしない。「政治家避難してるお前、じゃぁなってみろよ!」突っ込みどころ満載の偉そうな男に言い返しもしない。偉いです。

互いに言い分もあると思うけど、別れ方が大事なのだと。喧嘩別れではこれまた悲しい。テレビつまらんし。という理由でテレビから離れるのではなく、ネットの方が自分には合っている。と言って欲しい。


 まとめると、テレビはいい。震災を経験したことがあるだろうか。電気も通らない薄暗い部屋で、静かな夜を楽しめる反面、何かの話し声に依存していたことがわかった。テレビをつけて、誰かが話している。それをみるだけ聞くだけで、心が安心する。震災を通して新たな自分を知ったのである。テレビは報道娯楽以外に、そういった心の安心の家具になるということを知ったのでした。テレビに優しく。

本を自費出版するときのお金に使わせていただきます。サポートいただいたあなたには私が有名になったときに、「白石をサポートしたことあるんだ」と友達に自慢できるメリットがあります。よろしくお願いします。