ジャコメッティ展を観ました
国立新美術館でジャコメッティ展を観に行きました。
私のジャコメッティに関する知識は、めっちゃ細い彫刻作る人、高校の美術の先生の好きな人、その程度です。
ただ作品のもつ独特の雰囲気に惹かれていたので日本での大きい展示にはテンション爆上がりでした
感想
1番感じたことが、彼はひたすら人間と向き合って「見える通りに」制作していたとあったのですが、彼の作品はとてもじゃないですが私の見える通りとはかけ離れています。そのへんの公園にある裸婦像のほうが、見える通りに近いくらいです。うーん、果たして彼にはどんな風にモデルが見えていたのだろうと謎が深まりました。
対象と「見える通りに」向き合うということは、ものすごく、ものすごくしんどいということは想像容易いのですが、それを長時間長期間していたという。
フワーっと気が遠くなります
なんか、生きてる感。
好きな作品は、
・女=スプーン
どっちかっていうと女性だろ〜なと思ってタイトルみたらスプーン！！と衝撃でした。お腹部分のもっこり感が好き。
・3人の男のグループ
1つの彫刻ではできない、群れがつくる空間がおもしろい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？