言葉を尽くすことを諦めたら、死んだのと同じだ

SNS、や〜めたっ!!!!!!!!

ここ数週間ずっとそんな気持ちだった。
自慢じゃないがこちとら小学生からインターネット現役世代。呟き根性が骨の髄まで、おでんの大根くらいしみしみに染みてる。そのはずなのに。

なんだか最近は、脳内を指で辿って全世界に放流する作業がめちゃくちゃ億劫だった。

私のSNSなんて知り合いしか見ていないけど、それでも何年もしょうもない日々のこと、推している人間の好きなところ、好きな作品を褒める言葉、買い物の報告、ちょっとしたイラスト、、とにかくいっぱい喋っていた。

誰が興味あんのって?でもSNSってそういうもんだからね。

わざわざ言うことないなとか、私がこれ言って何になるんだろうって思っても、文章にして残さないと、本当になんにも無かったのと同じになる。

日々の流れが早すぎて、自分のことなのに数日経てば綺麗さっぱり忘れていたりする。

子どもの頃「どうして大人も昔は子どもだったのに、子どもの気持ちが分からないんだろう」と思っていたけど、そりゃあこんなに速いんじゃ、覚えていられるはずがない。過ぎ去る年月に押し流されるようにして、気付いたら大人になっちゃってた。

対面で誰かと会話をしても、心の中で思っていることの3割も言えない。
面倒でも疲れても無意味でも、些細な感情をどこかに吐き出さなかったら、それは私の中で黙って死んでいく。それこそ本当に無駄だから。それなら言っちゃった方が、ぐだぐだ考えている時間が少しは報われるような気がする。

だからこれからも感情をころさないで、言葉を諦めないでいる。せっかくこんなにインターネットが発達した時代なんだし。

言えたことだけが気持ち、今の私の気持ち。勿体無いから言わないよりはマシ。そんな感じ。

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