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喫茶店には、ちょっとしたドラマがある

 親に連れられて、幼少期からモーニングを食べに行ったりと喫茶店には馴染みがあります。漫画が読めて、サンドイッチ食べて過ごす休日。何も考えずふらりと入れて、ジュースでも飲みながら物思いにふける。

 よくよく考えたらものすごく贅沢なひと時を過ごせていた。おとなになった今そんなゆっくり一息つけてないもんだ。自宅で紅茶すすってクッキーかじるのが関の山。

 成長してあまり喫茶店に行かなくなったのは、コーヒーがあまり得意ではないとかそういう事情も関係していると思います。ただカフェよりも喫茶店の方が、自分には会っているような気もしていて。何だか複雑です。

 「友達と行くならカフェ。一人で読書でもするなら喫茶店かな」と使い分けをしています。喫茶店は親しい友人となら深い話が出来そうな雰囲気があるのも良いです。後別れ話なんかも喫茶店が、ハマりますね。

 私はほとんど下戸なんで、なおさらそういう風に感じるのかもしれません。お酒好きな人は居酒屋がそういう役割を担ってくれているように思います。一方カフェはどこかしら開放的で陽気な雰囲気が漂っているように見えましたが、実はそうでもない模様。

 カフェでも深い話をする人たちは、結構いるみたい。今はカフェと喫茶店の線引きが曖昧ですね。私の中では喫茶店と言えば真っ先にほのかに薄暗い間接照明のような雰囲気を想像します。

 そんなイメージも既にステレオタイプ?聞き上手な名物マスターがいるお店が、喫茶店かな。いやそうなるとバーっぽいような。湧き上がる疑問は尽きません。様々なニーズを満たしてくれる喫茶店とは、究極のサービス業なのではないか。

 だからこそ時代が移り変わった今でも人々を魅了し続けているのでしょう。

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