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裁判の在り方

 裁判ってこれからどうなっていくのか非常に気になっています。この頃の流れを見ていると若干エンタテイメント化しているようで気がかりです。あなたはどっち派?とリアリティーショー感覚で傍観するスタンスは良くないと思う。そもそも面白がるような事ではないし、裁判は血で血を洗う泥仕合。骨肉の争いとは、よくいったものです。普段法律に興味ない人が野次馬根性丸出しで、民事訴訟裁を傍聴したがったりするのも辟易します。


 それから裁判始まる前からワイドショーで代理戦争を始めるのは、もうフェアじゃないなぁ。裁判するにあたっての事前ルール作りも法制化すべきかもしれません。あまりに一方が派手に動くと、裁判での心証を悪くする恐れもあるのに・・・。


 記事の内容について全部が事実でなくても一部は事実。そういう場合には非常に判断が困難。刑法上の犯罪成立には多くのハードルがあって、すぐに犯罪成立とはならない。名誉毀損が免責される条件もあります。まだ手の内を隠している週刊誌側の方が、一枚も二枚も上手ですね。


 ネットで無名の人が書いた記事と違うので、出版社も入念に取材はしているでしょう。有名になればなるほど相手の芸能事務所が強いほど尚更慎重を期しているはず。

 
 今回の裁判に関してはちゃんと取材せずに書かれたとは主張しにくい。しかし著名な人達が、こたつ記事に対する憤りは理解できなくもありません。身内の事はそっとしておいてあげてとか何故そんな事をという記事もあります。すべてに削除要請は出せない。


 ただコメンテーターをしているタレントさん側も、世の中で起きたニュースにこたつコメントしてないか?という疑問も湧きます。意外と自分の言った事に責任持ってない。上っ面だけのいい加減な仕事してる方いません?好きだから擁護嫌いだから叩く。この人がどの事務所か見て出方を変える。そういうことには、まったく触れないのにも違和感。


 反訴される可能性もあるリスキーな事を、意外と多くの人が無自覚にやってしまっているんですよね。


 


 


 


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