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心をふわっと軽くする言葉

  自宅で読む新聞の夕刊で週に一回著名な方々が人生で影響を受けた言葉を紹介するコーナーがあって、そのコーナーを私はすごく楽しみにしています。もう何年も続いているんじゃないかな。今まで沢山の名言がありました。


 その中でも特に印象に残っている名言をご紹介いたします。どなたがおっしゃっていたかもう思い出せないけれど、必ずしも名言を発した人物がすごい人とかではなくてごく普通の人の一言に著名人が感銘を受けたというパターンもかなりありましたね。そこが私の心を引き付けられたポイントかもしれません。

名言1 上手く話そうとしなくてもよい


 <私見>口下手な人に対してすごく入ってくる珠玉の言葉だと思います。淀みなくすらすら喋れる方が、インテリっぽくてスマートです。ただ無理して話し方を大きく変えようとすると、その人らしさが失われてしまう。何かを読んでるような事務的な印象を相手に与えてしまって、結局その人の本当の思いが伝わらなかったり。口下手な人の方が、むしろ話が上手に思われたいとか気の利いたことを話したいという風に思いがちですから。私も話がそんな上手い訳ではないので、すっと沁みてきました。

名言2 苦悩している姿も素敵だよ


 <私見>人前で明るく朗らかで、いつも元気そうに振舞っていなければならない風潮あります。落ち込んだり気持ちが塞ぎ込んだりというのは、誰もが経験する事。悩んだ末に今までと違う視点で、物事を判断できるようになれば、それはそれで成長したといえるんじゃないでしょうか。

 
 仮に理想の自分と現実の自分のギャップに苦しんでも、一度そういう経験して悩み苦しんだからこそ奥行きのある人間になれるんじゃないでしょうか。私は名言2を見て悩む事は、必ずしも負ではないんだと思いました。現在進行形で心がきつい人達が、こういう言葉でほんの少しでも楽になってくれたら嬉しいです。


 「言葉で人を救う」って凄く素敵な事だと思うので。自分の心を救済するのも難しい世の中。私もこの記事を通して、誰かの心をふわりと軽くする事が出来たら良いなと思います。カチコチに凝り固まった心がほぐれていくように願って、2つの名言をご紹介致しました。

 ※現在も朝日新聞の夕刊、一語一会のコーナーに毎週ワンフレーズ掲載されています。ご興味のある方は、ご覧になってみて下さい。
 

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