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駄菓子屋のおばちゃん

 この頃大きい規模の駄菓子屋さんを街中で見かけます。問屋さんぽい駄菓子屋さん?少なくとも昔ながらの駄菓子屋さんではない。でも今必要なのは子供の話し相手しながら、見守ってくれる大人の存在かなぁと。ふと考えたりします。


 スマホにハマって課金してしまう子供。そういう子供達には、サードプレイスがあったら、また結果が違うんだろうなぁ。近所のおばちゃん的なポジションで子供を見守ってくれる存在。でも小さな駄菓子屋さんでは、店主さんも食べていけないですもんね。う~ん難しい。兼業駄菓子屋さんの時代到来?


 今日「このお菓子買おうかどうしようか?」悩んでいたりした時に、「今日はやめといたら?」と言ってくれる存在は、今になって思えば貴重でした。おばちゃんがちびっ子の浪費のストッパーに。駄菓子屋のおばちゃんは、子供見守り隊のはしりだったのです。


 今こういうことしようと思っても、ボランティア頼みになっているのが実情。大学生がおばちゃんの代わりにたまに駄菓子屋さんを手伝う。そんなニュースを昔見かけました。高齢化する個人の駄菓子屋さん。何とか灯りを消してほしくないですね。


 学生さんでも子供好きな方、将来教育関係に進むのなら面白い経験かも。ただどこの学校区にもあった時代から比べると、全然受け皿が足りてない。駄菓子屋のおばちゃん的なキャラって独自のポジション。替えが効かない存在だった。若くて年が近い子が店番する方が、お店には来やすいかな。それとも年配の人の方が良いのか。街のカラーによっても変わるかな。


 お稽古や塾スポーツも良いけど、かぎっ子の居場所を確保するのも至上命題だと感じます子供がほっと一息つける場も大人がきちんと作らなきゃいけないようです。


 追記 駄菓子屋さんで知り合った隣の学校の子と仲良くなった、などよくある話です。駄菓子屋は、子供の社交場なのです

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