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しっくりくる文章

 すらすら読めるのに深い。文豪と呼ばれる作家さんの文章でも、不思議と内容が頭に入ってきやすい。そんな文章を現在捜索中です。どうも私と相性のいい作家さんは長命な傾向にあり。


 これからはそういう作家さんを、積極的にピックアップしていきましょう。逆に早逝した作家さんは、どことなく読みづらさを感じる。何故なんだろう?もしかしたら生き急いだ印象を受けるのかも。


 短い作家生活で創作した数々の作品が、より濃く感じられるように思います。私が長生きしたい人だから余計でしょうかね。太く短くの無頼な感じにも憧れるけれど・・・。自分事として考えると、そうは上手くなれないもの。


 しかしあまりに人生が短かった作家さんの方が、熱狂的なファンも多い。破天荒な人生また独自の型破りな世界観。そういう所も含めて、よりアーティステイックに見えるのか。生き方がストイックすぎて、フェニックス症候群のようにも見えます。それほどまでに読んだ人の死生観に、多くの影響を与えているのでしょう。


 話は変わりますが、あくの強い文体も人を引き付ける不思議な魅力があります。読めない私に読解力が足りない。時にコンプレックスを感じることもしばしば。いつか読める作家さんとおそらく一生読めないであろう作家さん。2パターンにはっきり分かれます。


 読めるけど難しいくらいが私には限界で、そこから先は人生観が変わる出来事にでも出会わない限り読まない可能性も・・・。出会てよかった文章と、出会わなければよかった文章もこの世にあると思う。

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