さじ加減こそ一番大事
レシピの適量が分からないって深刻なお悩みですね。自分の口に合う味に持って行ける量が、そこのご家庭の適量では。料理に限らずほどよいさじ加減とは、何とも振れ幅の大きい尺度ですね。
数値化するのが難しくても、そこにたどり着くまでの過程を楽しめれば、料理が苦痛でなくなるような気がします。神経質になり過ぎると、疲弊してしまいますから。
料理以外でも無性に気になるさじ加減は、色々ありますね。例えば商品の褒め言葉なんかもちょくちょく引っ掛かります。コスパ最強や高見えアイテム等随分使い古された表現に感じます。
元々リーズナブルな商品なんだから、そんなに背伸びしなくてもと思ったりしてしまう時があって・・・。言葉の匙加減というか、そういうものにも度々敏感になる時もあり。安いなりのチープな可愛らしさというのも商品の魅力ですし。それに実物見て、「この商品はそんなに高く見えない」と思った時すごく損した気分にもなりますから。
実物と売り文句の大きな乖離は、すごく言葉が空回りしているように思えてきます。他にも人を評価する際そこはかとなく不自然さを感じる描写。面識ない人でもあまりに美化し過ぎている。もしくはこき下ろし過ぎていると、裏事情を疑いたくなります。
本来知らない人の事をそこまで書けないし、ただ好きか嫌いかだけの評価ではフェアじゃないようにも思えて来て。知ってたら何書いても言い訳では勿論ありませんが・・・。そういう形で評価される側が気の毒ではないかと。ちゃんと取材してその人の情報もきちんと集めての発言かそうじゃないかは割とバレやすいもの。
褒め言葉のバリエーションも人を批判する言葉も、沢山のバリエーションが必要ですね。どうやら節度のある加減を書き手の方が、学ぶ時期が来ているようです。
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