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最近の流行っているお仕事

 ネットから発祥の仕事って、どうしてこう似通ってくるのだろう。同じような事を言って、同じようなお金の稼ぎ方。誰かがあてると、雨後の筍のように次から次へと・・・。


 もう人から見て「美味しい」と思う頃には参入しても、そんなうま味はないだろう。料理も子育て系のノウハウも、やや飽和状態に感じます。模倣も必要だとは思うけれど、あまりにそっくりすぎるとオリジナリティーがない。最近売れてる人そっくりの文体に寄せても、結局生き残れるのはオリジナルだけ。そんな風になりそうな気もします。

 
 例えば子育て系の本で家庭の中の事を、どこまで話すかって微妙なところ。これはいくらなんでも赤裸々に書きすぎでは、と心配になる事も多い。自分の家庭の事もそうですし、よその家庭の事も・・・。そこは知っていたとしても、止めといてあげたらいいのに。老婆心ながら考えてしまう。


 個人情報の保護って何冊も本を出してる人でも、きちんと守れてるかというと、必ずしもそうでもない。プロの方でもギリギリなラインを越えてる方も・・・。1回やってうけたから、また同じような事やるっていうのはちょっと大人げない。売る側もきっと長く面倒見るつもりはないんだろうな。


 共感を売りにしたビジネスも、リスクマネジメントが難しい。共感というのは、反感と紙一重。昔熱心に応援した人たちが、アンチに転じたりなんてこともざら。


 実入りが大きくても、やらない方が良い事には手を染めない。そういう流れも、じんわり起きてくれたらいいなぁ。お金になるならなんでもアリは、常に危険と隣り合わせ。プロの作家さんでも「これ私の事ネタにして書いてません?」と苦情が来たり、不和を生じたりすることも実際あるそうな。


 身近な人をネタにしてお金を稼ぐって相当テクニックが必要で、案外ばれるリスクも高いでしょう。本当に親しいのなら、許してくれるかもしれない。
けれど、身近な人を都合よくネタにすると人が離れてしまう可能性も・・・。ネタにされるって、結構綱渡りなことですから。そういうやり方は、一時的なら潤ってもそれほど長くは続かないかも。


 私はほのぼのしたnoterさんの子育てエッセイとかの方がよほど好き。文章として書いても良いレベルの設定って難しいですよね。「そもそも誰が基準を決めるんだ」という話になりますが、堂々巡りで答えもうまく見つからない。


 ただ一つ言えることは家庭の中の事は、パンドラの箱でもあって、気軽に開示しない方が良い場合も大いにあるということだけでしょうか。知りたい欲求と知らない方が良かったという後悔は、複雑に絡み合っています。結局みんなわがままなんです。



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