ハライヤキャリー

 気志團の綾小路翔さんは、金払いがよく仲間内で「ハライヤキャリー」と呼ばれているそう。皆ただ飯食いたい人達ばかりのこんな世の中で、大変貴重な存在です。

 きっと綾小路さんのようなハライヤが、今まで日本の飲食業界を長らく支えてきたのでしょう。ハライヤ様様です。ハライヤキャリーには、何か人相学的特徴でもあるのでしょうか?

 実は私も新幹線の駅を降りてすぐ、見知らぬ年上の中年男性から「ご飯をご馳走して貰えませんか?」と一方的に依頼された事が・・・。もしかしてハライヤキャリー感が出ちゃってたんじゃないか、と思います。「持ち合わせが無いので、ごめんなさい。」と断ったけれど。これ正解?

 その日は、何だかもやっとしたまま1日過ごしました。ちょっぴりの罪悪感を感じつつ、これで良かったんだと自分に言い聞かせるしかありません。時折「情けは人の為ならず。」という言葉が、頭をよぎったのは気のせい。まぼろし~。(IKKOさん風)

 もしこの話を綾小路さんが知ったら、「ハライヤの風上にも置けない。」と厳しく叱咤されるのではないか。ハライヤへの道は、まだまだ険しそうです。

 こうやってもじりが出来るのも本家「マライアキャリー」の存在があってこそ。マライアの歌唱法には、何処か日本昭和歌謡の匂いが感じられます。時折こぶし回してるように聞こえる時もありますね。しっとり歌い上げる感じも秀逸です。

 日本人が聞くと少し懐かしいような感覚すら覚えるのは、そこら辺のことも関係してるんじゃないでしょうか?マライアの歌声の奥深くに、都はるみさんや水前寺清子さんが見え隠れするのはきっと私だけではないはず。

 世界の歌姫マライアキャリーが、その内日本の歌謡曲をカバーする日が来るかもしれませんね。個人的には渡辺真知子さんの「かもめが飛んだ~。」をイングリッシュバージョンでカバーして頂けたらと思います。

 追記 この間道を歩いていると、「煙草を買うお金が足りないので、ちょっとお金くれませんか?」と唐突に言われました。私もすっかりハライヤ感が出てきているようです。払っていませんが・・・。

 

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