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  今日も読書感想迷子

 読書感想を書いていて、この作家さんについてどう評したらいいのか分からない時が増えました。軽々しくほめそやすのも違うなと思って、すごく好きなのにうまくほめ言葉が見つからない。どう伝えたらいいのか途方にくれる日々。


 私が昔から取り扱いに悩んでいた言葉の1つに「文才」があげられます。○○さんは文才があるとかないとか、正直よく分からない。同様に役者さんの演技力があるかないとかもあまり・・・。読書感想において「文才」というワードは、鬼門じゃありませんか?


 なんかすごく好きとか心地よく感じるとは思っても、そこから先の事に関しては完全に読書感想迷子。プロの書き手さんも私に軽くジャッジされたくないでしょうし、つまるところ好みの問題のような気もします。文才の有無について語るほど私は読書してない。大きな壁にぶち当たるのです。


 これからもきっと読み続けるし、ずっと好きなんだろうな。そう思える作家さんに出会えたことは素直に嬉しいはずなのに、すっきりしない。皆さんはいかかでしょうか?


 演技力についても考えてみましょう。ある役者さんが「芝居が下手」とネット上に書かれ「うっせ」と冗談めかして言っているのを見て「そうだよなぁ」と納得しました。


 この人はまり役とは思っても、上手いとか下手とか正直分からない。またある時某役者さんのお芝居について「下手なのではないか」と騒動になっていた。私この方かなり好きなんですよ。この人の魅力は上手いとか下手とかで安直に語れるものではない。


 オーラはあるのに普通ぽい役が出来る貴重な存在なのに・・・。多分他の人がやったら違和感があって、この方がむしろベストな人選。下手なんじゃなくて、わざと下手っぽく見せてるように見えた。むしろあえての外し。私には相当高度な技術に見えたのだけども。でもそういうのも結局その人が好きか嫌いか。それだけなんだろうな。


 今日は「難しいなぁ文芸は」と久々にぼやいてみました。


 


 


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