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しあわせの9割は人間関係


人のしあわせの9割は人間関係だといわれています。

これはハーバード大の心理学者ロバート・ウォールディンがー教授の成人発達研究がもとになっています。

9割のしあわせが人間関係だなんて、とても気になる話ですよね。
どういう内容なのか少しご紹介したいと思います。

75年の追跡調査で分かったこと

青年

この研究は、1930年代に始まり、およそ75年にわたって追跡調査をしました。

被験者は若者で、ハーバート大学の学生や、極貧地域(水道も到底ない劣悪な環境)の若者など多岐にわたり、彼らの人生を追いかけていきました。

彼らの人生を追跡にしていくと、医師や弁護士、中には大統領になった人もいれば、職人や工場労働者もいました。

その後、統合失調症を発症する人もいれば、アルコール依存症を患う人もいたそうです。

75年が経ち、膨大な情報を集積した結果、一つの結論が導き出されてきました。

それは、人のしあわせは、地位や名声、お金や権力でもない。
いい仕事について、満足いく仕事が出来たかどうかでもない。
ひとえに、いい人間関係を築けたかどうかだというのです。

人間関係は幸福感と寿命に直結!

老夫婦

夫婦関係や地域の人間関係、親戚付き合いでも、人とのつながりが上手な人は、健康で長生きだったといいます。
反対に孤独な人は、命取りになることが多く、自分は孤独でいいんだと受け入れている人は、幸福感を感じることが乏しく、脳機能の衰退も著しく、衰えが早くに始まることがわかったのです。

例え、一緒に暮らしていても、ケンカが絶えなかったり、冷え切った関係であれば、人間関係はよくありませんので、同じことが起こります。

そして、50代の時の人間関係によって、80代の人生が予測できることが分かったのです。
50代で人間関係を大切に出来た人が最も健康で長生きで、幸福感が高く、「頼れる人がいる」という心から信頼できる人との記憶が、男女関係なく脳に深く刻まれ、更にいい人間関係を築いていくことになるのです。

いい人間関係とは何でしょう。

いい人間関係とは、単に摩擦が起きないことを指すわけではありません。
関係が深まれば、当然ギクシャクしたり対立することも起こります。
ですから意見の対立が問題ではないのです。
問題となるのは、対立が起きた時の「対処」です。

相手を理解できなかったり、受け入れられないと問題は解決に向かいません。
自分の主張を通そうとしたり、相手が悪いと決めつける態度しか取れないと、残念ながら信頼は築けない。
つまり、対話力が問われるのです。

いい人間関係を築くための法則

女性→老女

50代ともなると、いろんな役割を負う立場になっている人が多いですから、よほど意識しておかないと、相手の示す敬意にあぐらをかくことになり兼ねませんから、心しましょう。(そういう私も自分に言い聞かせています、はい)

そして、いい人間関係を築くコツとして、参考になるかも知れないというお話も紹介しておきますね。

親しい関係こそ、大切にしたいコツ。
それは、3対1の法則です。
<ほめる>3対1<叱る>

これは子育て講座でもよくお伝えする黄金比。

そして、親しい関係ではない場合は更に比率を上げるのがコツ。
それは、4対1の法則。
<ほめる>4対1<叱る>

仕事であれば、役割を負う関係だからこそ、意見もしっかり伝えなければいけません。
その場合、こちらの意見を相手が理解してもらえなければ意味がありません。
相手が理屈だけでなく、感情においても理解できる関係を、日頃から丁寧に築いていくための法則です。

これができる50代であれば、80代の人生はきっと安心です!
50代の皆さん、頑張りましょう!

鶯千恭子(おうち きょうこ)


SFRのHP①

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