Ouchi DJ

悠久の時を経て自宅DJ卓に帰還したシカゴ、デトロイト好きディープハウスおうちDJ。アン…

Ouchi DJ

悠久の時を経て自宅DJ卓に帰還したシカゴ、デトロイト好きディープハウスおうちDJ。アンティーク一歩手前のアナログレコード環境オンリー。

最近の記事

ロータリーミキサー Headliner R2 を半年間使ってみた

「ハウスDJは黙ってロータリーミキサーと片耳ヘッドフォン」を信仰しつつも、目玉が飛び出るお値段と筐体のワガママボディ感の現実から、パイオニアの縦フェーダーミキサーを使い続けて四半世紀。 所有ミキサーのロータリー化カスタムも考えていたところ、ここ数年でロータリーミキサー市場が急に盛り上がり、10万円前後でスペインECLER WARM2とかドイツOmnitronic TRM-202が出てきて、YouTubeでチェックし、通販ショッピングカートに入れては削除を行ったり来たり。

    • ディープハウスPodcast

      新規開拓するのは面倒だけど、なんか新しいの聞きたいなという時、何かとお世話になっているディープハウス専門オンラインメディア Untitled Music。 プライム会員ならAmazon Musicで聴けるポッドキャストが「ながら聴き」に最適。 延々と似たようなディープハウスが流れるので飽きると言えば飽きるからか、同じように過去分をある程度配信しているYoutubeはフォロワー数とか再生回数がちょっと寂しい感じもするが、そんなことは自分には関係ナシ。

      • DJエフェクターEFX-500ベタつき問題

        発売から20年以上経っているPioneer DJエフェクターEFX-500。 単体エフェクターなので場所は取るし、DJミキサー内蔵エフェクターやPCDJと比較するとエフェクト数やループ、サンプリング機能がない制約もあるが、そこは限界があるからこそ生まれる想像/創造力でカバー。 ツマミ、スイッチ、そしてジョグダイヤルとホイールを動かして物理的にエフェクトをかける「楽しさ」が味わえるのは、何にも代えがたい。 唯一とも言える欠点、それはホイール部分に発生するベタつき。中古品は

        • DJ機器とのお別れ危機、そして今

          散々迷った挙げ句、「一生モノ」と心を決めて貯金をはたいて買ったDJ機器一式にも、ライフステージの変化と共にお別れの危機が。 転居、結婚、子供が生まれる、家を買うという節目には「場所も取るし、売っちゃえばお金になるんでしょ?」と周りの声にシンクロして自分の心にも迷いが。 初めての一人暮らしでは、狭い部屋でまさに自分の世界の中心だったのに。世界が変わったのか、自分が変わったのか。しかし、大人になるってそういうモノだと妙に納得している自分もいる。 もしも今、そんな状況で迷って

        ロータリーミキサー Headliner R2 を半年間使ってみた

          アナログ環境の隠れランニングコスト=針

          アナログレコードプレーヤーは音がいいとか深みがあるとか言われるが、最も楽しいのは、ターンテーブルにレコードをセット→針を落とすという物理的な行為。そんなアナログ環境でレコードをプレイしていると発生する意外なランニングコスト、それは交換針。 DJ用だとスクラッチ向け、ハウス・テクノ向けなんて分類と共に高額なモノも。思い切って初期投資ハイで高級品を買うのも悪くないが、交換針の値段を事前確認しておかないと後で泣きを見ることも。なぜなら、針には寿命があり、消耗した針は音飛びしたり、

          アナログ環境の隠れランニングコスト=針

          ウチの最新機種

          10年以上前からまったく更新される気配のないウチでは最新のDJエフェクター。 堂々の2011年発売&購入、もちろん生産終了済み。それがどうしたと言わんばかりに、おうちDJ開始時からの相棒DJエフェクター Pioneer EFX-500は1998年発売、共にずっと現役。 KaossPad Quad は、何と言ってもタッチパッドとエフェクト連動LEDが触覚&視覚を刺激するのが良し。4系統のエフェクトにボタン5つずつでシンプルながら1000通り以上の組み合わせ可能らしいが、結局

          ウチの最新機種

          アナログレコードが最高なわけじゃない

          世間ではアナログレコードが売れていると言われて6~7年くらい?昨今は、円安の影響もありつつ12インチシングル新譜1枚 2500円とか言われると、購買意欲が沸かないので、どうしても中古レコード漁りで出しても1200円まで。 中古レコード市場は、店舗では全体的に良質なものは減っていて、一方でインターネットでは掘り出し物はまだあるけど、デトロイトの雄 Moodymann 関連なんかは高額になっている印象。今、流行っているのか?コレクターの金遣いが荒いのか?Discogsが値段を釣

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          House music will never die

          「YELLOWでのセオ・パリッシュ、ヤバかったわー」と友達と熱っぽく語っていた2002年日韓サッカーW杯前のはずが、竜宮城の浦島太郎が如く時間はあっという間に流れて、気づけばすっかり良き社会人、家庭人。でも、「そろそろなんかやってもよくないか?」と自問自答してここに。 We'll never surface「我々は決して浮上しない」と生涯アンダーグラウンド宣言を掲げたのは、みんな大好きデトロイト・テクノのUnderground Resistance。知らねーとか言わないで、

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