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「またこの絵本…?」リピート多めの絵本への対応策

絵本を読み聞かせてると、子どもたちがハマっちゃう絵本、というのがたまにあります。

1度読み終わっても、「もう1回読んで」
もう1度読み終わっても、「もう1回読んで」
次の日も、「この絵本読んで」
エンドレス…。

なぜ子どもたちは、何度も読んでほしいのだろう。楽しいとか、面白いとか、好きなものが出てくるとか、色々理由はあると思うんです。

長男は、「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」が好きでした。もうね。私、暗記してましたよ。あの長い絵本を。何度も読ませていただきました……。

しかし、絵本を読んでいる間、長男は笑顔を見せる訳でもない。機関車が好きな訳でもない。なぜこの絵本なんだー!(長いよー)なぜなんだー!

そこで、気づいたんです。

「よく分からない箇所があるから、理解したくて、何度も読んで欲しがるんじゃないのか?」

1歳や2歳の子どもに、ちゅうちゅうのストーリーは難しい、と思います。そうか、この子は理解したくて、頑張ってるんだ!私が折れてどうする!

ちゅうちゅうを読みたくなさ過ぎて、もう少しでちゅうちゅうの絵本を隠してしまうところだったぜ……。

じゃあ、この子の納得いくまで読んでやろう!と腹を括ったものの、やはり、ちゅうちゅうへの拒絶反応が出る私。対策が必要でした。

鬼リピート本への対策

①感情を殺して読む
それまで、私は、Eテレの朗読劇よろしく、声色を変え、感情移入して読んでいました。しかし、感情移入せずに読み聞かせる方法をネットで読み(大人の主観を伝えない方が良いよ的な)、すぐ採用しました。まるで自分がiPhoneのSiriになったかのように、読みました。

これが疲れにくくて、今でもよく使う手法です。

②早口で読む
早口で読むと、いつもとの違いに、子どもたちは大喜び!
読んでいる方も「このページは噛まずに読んでみせる!」みたいなチャレンジ精神が湧いてきて元気が出るので、オススメです。

ただ、早口が尾を引くので、次に読む本も早口になってしまいがちです。そこだけ注意が必要です。

③クイズを出しながら読む
「この機関車の名前は何でしょうか?」
「ちゅうちゅうは、どっちの線路に進んだでしょうか?」
など、絵本についてのクイズを出します。クイズって、大人も子どももどうしてあんなに好きなんでしょうね。テストは嫌いなのにね。

お子さんにクイズを出してもらうのも、おすすめです。問題は、解くより出す方が、難しい。


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