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AGF「ちょっと贅沢な珈琲店」焙煎アソート飲み比べ&フレーバー表現の練習をしてみました(後編)。

先日(前編)の続きを書きます。

AGFのインスタントコーヒー「ちょっと贅沢な珈琲店」焙煎アソート4種の飲み比べ&フレーバー表現の練習、今回は残りの「中深煎りブレンド」と「深煎りブレンド」についてです。

「♪コーヒーギフトはAGF」のフレーズが頭にこびりついていると、前回書きましたが、この「焙煎アソート4種」は、コーヒー好きな方にちょっとした手土産にも使えるんじゃないかなぁ、と思っています。

ちょっとした手土産にも?

手土産に使えそうな理由
①個包装で便利

②産地アソートじゃなくて、焙煎アソートというのが珍しい
(浅煎りは酸味の感じるフルーティーな味わい、深煎りは目覚めるような苦みのある味わい、と焙煎は「『浅煎り→深煎り』につれて『酸味→苦味』に変わるんですよ」なんてウンチクも語れる)

③おそらくこの「中深煎り」は他にはない珍しい味わいで、コーヒー好きな方なら「おやっ?これは!」と反応が期待できそう。
(個人的には「赤ワインのようだ」と思っています(ぼくはお酒も大好きなもんで・・・))

ただ、アマゾンのレビューを見てると、ほとんどが「産地アソート」のレビューで、「焙煎アソート」の書き込みが少ない(人気がない?)。その上、「焙煎アソートは僕には合わない」なんて意見もありました。

それぞれ好みの問題だと思いますので、ぼくはぼくの感じたままを正直に書いていきます。皆様の感想と違ったらごめんなさい、です(笑)

メーカーHPからの情報

・中深煎りブレンド「甘い香りとほどよい酸味」
 原材料名:インスタントコーヒー/香料
 主な原料の産地:コーヒー豆(ブラジル又はタンザニア又はその他)

・深煎りブレンド「香ばしい香りとしっかりとした苦味」
 原材料名:インスタントコーヒー/香料
 主な原料の産地:コーヒー豆(ブラジル又はベトナム又はその他)

との表記となっています。

中深煎りブレンドの「タンザニア」とは、おそらく店頭では「キリマンジャロ」と呼ばれているもの(タンザニア=キリマンジャロとは言い切れませんが、ほぼ間違いないです)。

「キリマンジャロ」とはタンザニア(国)にあるアフリカ最高峰の山(標高5895メートル)で、その斜面で栽培されているコーヒーです。強い酸味と個性的な香りがあります。産地表記のときは、「キリマンジャロ」ではなく、国名である「タンザニア」となります。

1本(容量2g)140mlで淹れてみました

「おいしい飲み方」として、1本で140ml~180mlとありましたので、今回も濃い目が好きなぼくは、140mlのお湯で淹れました。

また、最近YouTube動画やレシピなんかでもよく紹介されている「美味しいインスタントコーヒーの淹れ方」で試します(①粉を少量のお湯(8mlぐらいまで)で完全に溶かして濃い原液を作る。②その濃い原液に既定の容量までお湯を注ぐ)。
↓濃い原液を作ったところ。ここで一旦香りを嗅いでおきます。


↓既定の140mlまでお湯を注いで、テイスティングスプーンで口の中で霧状になるように一気に「シュッ」すすります。

ネスカフェの比較のときにメーカーが用いていた「コーヒー感(コーヒーの味わいを数値化した『コク』のようなもの)で表現すると、
中深煎りブレンド:4(140mlで)
深煎りフレンド:5(140mlで)
といったあたりでしょうか。

簡単3ステップ コーヒーフレーバーの分類と表現

中深煎りブレンドと深煎りブレンドをいつもの表現表を用いてフレーバーを表現したいと思います。

中深煎りブレンドのテイスティング

テイスティングとしては、
「ラズベリーの香り。やわらかな苦味の後にフルーティーな酸味が余韻まで続く」
フードペアリングは、チーズ感の強いレアチーズケーキとかいかがでしょうか。

コンビニスイーツでもっと良いのがあるかもわかりませんが、「チーズ感の強い」のを選んでもらえれば良いかと思います。

お酒(特にワインやウイスキー)を飲んだ後のデザートに合いそうです。

深煎りブレンドのテイスティング

テイスティングとしては、
「ビターチョコの香り。厚みのある苦味で余韻までコクが残る」
フードペアリングは、ずばり高カカオチョコです。できれば、70%以上のものがオススメです。

高カカオチョコの後に深煎りブレンドを口にすると、チョコのカカオがより一層際立ちます。

夜、書斎で仕事が行き詰ったときの気分転換に。スイッチを入れ直して、頭の回転が良くなるんじゃないでしょうか。

前編・後編のまとめ

浅煎りブレンド:
「ヘーゼルナッツの香り。軽やかな苦味とほどよい酸味が後味まで続く」
フードペアリングは、ショートブレッド。
午前中の家事(仕事)が一段落ついたときに。

中煎りブレンド:
「プルーンの香り。さわやかな酸味のあとに心地よい苦味が続く。酸味と苦みのバランスが良い」
フードペアリングは焼プリン。
「おやつ」の時間や、午後に外出から帰ってきたときに。

中深煎りブレンド:
「ラズベリーの香り。やわらかな苦味の後にフルーティーな酸味が余韻まで続く」
フードペアリングは、チーズ感の強いレアチーズケーキ。
お酒を(特にワインやウイスキー)を飲んだ後のデザートに。

深煎りブレンド:
「ビターチョコの香り。厚みのある苦味で余韻までコクが残る」
フードペアリングは、高カカオチョコ。
夜、仕事が行き詰ったときの気分転換に。

以上、前編・後編の2回に分けてAGF「ちょっと贅沢な珈琲店」焙煎アソートをご紹介しました。

いきなり50本入りというのは、ちょっと敷居が高いですが、商品ラインナップに8本/20本もありましたので、まずはそちらで試してみてはいかがでしょうか。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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