「怒るのも疲れるよね」怒りとは、アンガーマネジメントという言葉

こんにちは、おうりぃです。
今日は職場で話題になった「怒り」という感情についてにしようと思います。
・怒りの矛先をどうするか?
・相手の行動でムカッと来た時にどう受け流すかという
いわゆるアンガーマネジメント風の話です。

怒りとはなんでしょう。
この記事の読者さんはどんなものを怒りとイメージしますか?
「かーっと熱く燃えるような怒り」
「ふがいない自身に対する怒り」
「相手からの攻撃的な対応に対する怒り」

なんとなく上記のようなイメージが浮かんでくるかと思います。

アンガーマネジメントでは「怒り」を決して悪いものではない。
ただ、「怒りを管理」するのが必要だと説かれています。
そこで以下のテーマを元に記事を書いていこうと思います。


①「怒り」とはなんなのか、メカニズムについて

そもそも「怒り」=悪いもの、負の感情という印象が強いと思います。
確かに怒られると怒った方も嫌な気持ちになりますし、
怒られた方もとても嫌な気持ちになります。
「あの人はすぐ怒る」そう思う相手に呼び出されようものなら
憂鬱になりますよね。
私もこの考え方やメカニズムを知るまではそう考えていました。
では、「怒り」のメカニズムについてみてみましょう。

よく「怒り」はライターで表せられるといわれます。
軽くライターのイラストを描いてみてください。
小さな火花がカチカチっと燃料に引火して炎が上がります。
怒りのメカニズムもこれと同じです。
人間はそれぞれ価値観というものがあります。

例えば自分は長時間並んで待っていたのに、
急に横入りされたらどうでしょう。

この問いだけでも人の価値観はそれぞれで
気にしない人もいれば、もやもやする人もおり、激高する人もいます。
そのような自身の価値観や「こうあるべきだ!」という理想に対し損害を受けた時人は怒りを抱きます。
その時は我慢できたとしても、不平不満はモヤモヤとしたガスになり
心にどんどん溜まっていきます。
それがライターでいう燃料です。
その後「こんなことがあってさ~。」と貴方が誰かに相談したとしましょう。
相談された人は当事者じゃないので「そんなことで?」と言うかもしれません。
その時の些細な言葉が火種となり、貴方の怒りは燃え上がります。
「私はこんなにも不快なのに?!」
そう感じてしまうかもしれません。

これが「怒り」のメカニズムです。


②「怒り」の使い分けについて

じゃあ「怒り」って悪い感情じゃん。
そう思った読者も多いでしょう。
しかし、「怒り」はデメリットだけではなくメリットもあるんです。
若い頃、上司が怒りやすく無理難題を押し付けてきた経験はありませんか?
その当時は悔しさや理不尽さで「何くそっ」って思うかもしれません。
けれど、その上司のおかげで
「自分はああなるまい」と反面教師にし、部下に慕われるようになったり
「見返してやる」と出世を重ね、上司を見下すこともあります。
つまり、「怒り」は上手く受け流せれば起爆剤にすることもできるのです。

「怒り」は大きく分けて2つあります。
「必要な怒り」か「不要な怒り」かです。
「必要な怒り」とは、怒ることで現状がいい方にいく為に必要なものです。
「不要な怒り」とは、怒ることで現状が悪い方にいく為のものです。

なので「怒り」といっても、怒鳴ったり攻撃するのではいけません。
それでは相手を委縮させてしまい、マイナスの効果しか得られません。

「怒り」を出す際は、それをおこなったことでどうなるのか判断する必要があります。


③6秒ルールについて

といっても、感情的になっている時にそんなこと考える余裕なんかあるわけがないです。
そこでアンガーマネジメントで提言されているのが
「6秒ルール」です。

人間、感情が湧き出し最高沸点につくのがおおよそ「3~5秒」と言われています。
なので1度大きくゆっくり深呼吸して6秒待ちます。
6秒待って、それでも収まらなければ怒っても構いません。

怒ることで後悔をしない。
それが一番良い怒り方です。

④変えられるもの、変えられないものについて

ここまででおおよその「怒り」について理解したかと思います。
では変えられるもの、変えられないものとは何なのか。

それは「怒り」が「相手」が起因なのか「自分」が起因なのかによります。
まず「相手」は一人の価値観を持った人間なので簡単には変えられません。
無理やり変えようとするのは、相手の思想の自由などを侵害します。
「自分」が起因であれば、「自分」の意思で変えることができます。
なので、相手を変えさせるよりも自分の受け取り方や考え方を柔軟にしたほうが
ストレスも溜まらず楽になります。

⑤おうりぃが実践して効果あった「怒り」の対処策

沸点が低く割とすぐ怒りやすいおうりぃなのですが
ここ数年程怒ったことがほぼありません。
我慢しているのではなく、単純に「怒り」をあまり感じなくなった。
というのが一番です。
さすがに侵害されるとムカッとしたりモヤモヤはするのですが
すぐ喧嘩を売ることはなくなりました。
以下の方法が効果ありました。

1、相手と同じ土俵に乗らない
心の中で「弱いかまってちゃんほどちょっかい出そうとして吠えてくる」と唱えてます。
2、心当たりがないのに相手から攻撃された場合、怒っている相手がいる場合
「きっと人に八つ当たりしないとやってらんないくらい不幸なことがあったんだろうなー」
「振られたんだろうなーかわいそうにw」
などと心の中でそっと考えています。
心の中で思う分には自由なので、きっとこうなんだろうなーと
思うことで同情心が沸き、攻撃されたこと自体が許せることもあります。

まとめると
イラっとくることがあったら自身の考え方や受け入れ方を一度
変えてみるとストレスフリーで楽しく毎日が過ごせます。
ということです。

今回の話は以上となります。
読んでいただきありがとうございました。

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