Need Your Love - ASIAN KUNG-FU GENERATION
-インディーズ時代の名曲だよ-
2001年に発表された自主制作盤2枚目の中のぶっちぎりの名曲です。
スーパーパワーポップをまずはお聞きあれ!
-ご機嫌なメロディーですねえ-
まあ英語メチャクチャだし何言ってるかわかんない。
ゴッチの歌についてはどうでもよくなるほど、この2分2秒のご機嫌なメロディーが好きなのです。
サビのメロディーに引っ張られたのか、喜多さんがギターソロで歌メロをなぞるラインを弾いてるのも珍しいね。
そのままソロからCメロまでも歌メロを支えるフレーズを弾いてるところも、全体としてパンクロックっぽさというより、しっかりギターポップに仕上がっている所以だと思います。
あと喜多さんのサビのコーラスワークもノリノリでよいんだ。
アウトロなんてweezerのsurf wax americaのアウトロそのまま持ってくるあたり、お茶目なリスペクトも混じった初期の名曲です。
-なぜリテイクしないのか-
Need Your Loveは自主制作盤2枚目の中でもトップクラスの人気で、あとは1枚目だとNothing is the matterとかなのかな。
この二曲の共通点はどちらも名曲なのになんとリテイクされてないところにあります。
自主制作盤の中だとHold me tight、粉雪、Eはリテイクされているのに、この2曲を選ばないところを見ると、きっと英語の歌詞を手直しするのがめんどくさくてやめたんだと思う。
-演奏はしているだと…-
インディーズ時代の曲なんてまた世に出すことはないのが普通ではあるけれど、それでもこのNeed Your Loveだけはお気に入りなのか、2011年に横須賀かぼちゃ屋で演奏しているようです。
当時このツイートを見た時はセットリストも含めて嫉妬で怒り狂いました。
普段セットリストなんてあげないのに、やっぱり特別なライブだったのかな。
この悔しさを一緒に慰めてあげられる記事はこの世にこれしかないぜ!
-あとがき-
新作のホームタウンではゴッチとweezerのリヴァース・クオモが共作しています。
自分が影響を受けたアーティストと一緒に曲を作ることができるなんて、ミュージシャンとしてなんて幸せなんだろう。
もしかしたらNeed Your Loveをリヴァースに聞かせて、あなた達が好きで、こんな曲をデビュー前に書きました、とかあったりしたのかな。(あるわけがない)
伝えたい気持ちはあってもそんなん恥ずかしくてできないよなあ。
-追記-
学生の頃にこれをコピーしようとしたのですが、何をどう頑張っても歌詞だけはよくわかりませんでした。
正解はもはやゴッチすらわからないとは思いますが、歌詞と思しきものを載せるので、お酒を飲みながら一緒に愚痴りましょう。
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