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Photo by
lahainanoon
フェリー出航
デッキで上半身裸の男はさておき、出航と同時に乾杯した。
車で移動中の僕らは、旅の途中お酒を飲む機会がなかった。
「ボーーーーー」という音を聴きながら、自動販売機でビールをかった。
ビールと、酎ハイ、ハイボールなどが販売機にはあったが、
とりあえずはビールだった。
船室は大広間の一角に確保し、ラウンジで飲んでいた。
これまでの思い出話をしながら飲んでいると、
船長と思われる制服に帽子をかぶっている大人が歩いていた。
「ダメ元で、一緒に飲みませんか?」とお誘いした。
案の定断られた。
後にこの船長さんから、甘く煮込まれたミミガーを頂くことになるのだが、
だいぶ先の話だ。
いい感じに出来上がった僕らは、ひと眠りし、お風呂に入った。
そして、夜中中飲み明かすことにした。
まずはラウンジいる、夜も起きていそうな若者に声をかけ、
いっしょに飲んだ。酒はなくなっても自動販売機があるので、
ある意味、無限に飲めた。
今回の旅の話や、雑多な話をしていると僕は睡魔に襲われ、
みんなとは離れて、雑魚寝のお部屋で眠りについた。
朝、5時頃だろうか、目を覚ますと知らないおじさんが、
なにやら僕に話かけてきた。
???
次回は、友達が増える。
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