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『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書』はブログ発信を見直すきっかけになった

本の感想と読書メモです。

 『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSのの教科書』(徳力基彦著)

 長くブログを書き続けている徳力基彦さん。現在はnote株式会社に勤務されています。
 実は名前を知るのはこの本がきっかけでした。SNSやライティングに興味がある自分のAmazonアカウントにはその関係の本がレコメンドされやすく、タイトルと紹介文で惹かれて買ったのがこの徳力さんの本だったのです。

 本の内容を一言でいうならば、

実名でのSNS(ブログ含む)発信によってリアルの仕事が充実する

といったところでしょうか。
 実名での発信がネットの自分とリアルの自分の壁をなくし、地に足のついた発信ができるようになる。「知った学んだことのメモ」というスタンスで地道に発信することで、コミュニケーションを広げていく。結果、リアルの仕事に良い影響が出てくる。
 そんな内容です。

【感想】

 1人のブログ書きとして価値観を広げてくれた本になりました。
 私は5年前辺りからTwitterやはてなブログ、WordPressブログといった場で発信活動をしてきました。その流れで、仕事としてWebライティングやSNS運用代行を務めた時期もありました。
 ただ、地に足のついた発信であったかというと、今思えば疑問が残ります。「その発言は仮に実名アカウントだったとしても言える内容か?」「リアルで知り合いに向かって抵抗なくしゃべれる内容か?」とてもじゃありませんがそんなことはできません。
 過去に私がやってきた発信は、ネット上に作り出した虚像の自分の発信だったのです。

 最近、虚像の自分に語らせることの虚しさを肌で感じ始めていました。そしてTwitterとブログ、noteの運用方針を変えて、限りなくリアルの自分に近い話題の選び方、口調にしました。

 そこにちょうどレコメンドされ手元に来たのがこの本だったのです。まさに今の自分にピッタリの本でした。
 教育関係の仕事をしている今は、とても実名発信をする勇気はありません。が、実名で発信をしているぐらいの意識をもって、今後の発信活動を続けていこうと思います。
 Twitter社が「突然すべてのアカウントを実名のみとします!」なんて言い始めても全くうろたえないぐらいの使い方をしたいものです。

【読書メモ】

■発信は「自分のためのメモ」。学び知った事柄に感想や意見を添えて発信する。
■「イベント」「ニュース」「本」のメモが書きやすい。
■発信によってどのような状態になりたいかから「軸」を作る
■軸はキャッチコピーの形で表す。発信でも内に秘めてもどちらでも。
■自分用のメモを続けると、人物像が可視化される→ブランディング
■読者1人をイメージしてメモを書く
■メモをずらす
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   ・流行りものを体験し感想を書く
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