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Kindle出版で「最後まで書き切れるだろうか…」という不安への対処法

4回に分けて、
マガジン『はじめてのKindle出版』で
「Kindle出版の不安な気持ちへの対処法」について
紹介しています。

1回目の今回は、
「最後まで書き切れるだろうか…」という
不安について。

これは、
初めて Kindle出版を
チャレンジする方に
多い不安だと思います。

何度か出版を重ねると和らいできますが、
最初は不安ですよね。

この不安に対する対処法として、
50冊以上の
Kindle出版ノウハウ本を読み込んだ結果、
次の3つの考え方が有効ではないか
と思います。

  1. つべこべ言わずとにかく書く

  2. 最初は少ない文字数でもいい

  3. 最初は本命でない本を書く

詳細をみていきます。

1 つべこべ言わずとにかく書く

まず、1つ目の
つべこべ言わずとにかく書く」。

こう言ったら
もともこうもないかもしれません。

でも、私の経験上、
一番効果がある
と思います。

Kindle作家のminさんは
著書の中でこう言っています。

とにかく必要なのは、『まず、完成させること』出来栄えや、修正、読み直しなどは、書き終わってからしたらいいのです。まずは、書き上げることが重要です。

min『読まれ続けるKindle本の書き方: 副業でも人気のKindle出版!ブログやSNSでも使える言語化能力の鍛え方、感情文章術について。Kindle出版は、結局メンタルや自己肯定感が9割?!』(2022年)

まずは、
完成させることを重要視しています。

すなわち、
こういうことです。

クオリティは気にしなくていい。
細かい修正は後でいい。
とにかく最後まで書き切ることを
第一の目標にする。
これでうまくいく。

そう信じて書くだけです。

後ろは振り返らず、
つべこべ言わず、
とにかく書く。

そんな姿勢です。

2 最初は少ない文字数でもいい


2つ目は
最初は少ない文字数でもいい」。

商業出版の本であれば、
最低でも7万文字、
一般的には10万文字以上が必要だ
と言われています。

でも、Kindle本の場合、
そこまでの文字数を
書かなければいけないわけではありません。

Kindle作家の方たちが考える
最適な文字数は人それぞれ。

大体、
1万から5万文字の間が最適だと
考えている Kindle作家が多いようですが、
1,500〜3,000文字を
目安に掲げている方もいます。

ですので、
文字数にプレッシャーを感じているなら、
まずは少ない文字数でもいい。

とにかく
読者に伝えたいことを文字にする。

そういう意識で書き始めればよいでしょう。

さらに言えば、
文字数は
そこまで重要でしょうか?

Kindle作家の中野巧さんは
著書の中でこう言っています。

文字数が多いか少ないかではなく、
◎ 読者が満足してくれる
◎ あなたの目的が達成できる
この2つが、もっとも重要です。

中野巧『セールスを不要にするKindle出版 7つの法則』(2023年)

要するに、

大事なのは、
文字数というより、
何を伝えたいか。

読者に
自分が伝えたい内容を伝えるために
文字を書いていくわけです。
となれば、
文字数は単なる結果だとも言えます。

よって、
「何文字以上書かないといけない」
というプレッシャーを感じるよりも、

  • 読者に何を伝えたいのか

  • 読者に伝わるためにはどう書けばよいのか

文字数よりも
そこにフォーカスしてみてください。

3 最初は本命でない本を書く


3つ目は
最初は本命でない本を書く」です。

これは、
初めて出版する本は、

あえて想定される読者層が狭く、
自分が書きたい本命ではないテーマで書くとよい

というアドバイスです。

なぜなら、
もしあまり読まれなかったとしても、
心理的なダメージを最小限に抑えれるからです。

Kindle作家の 寺澤伸洋さん は
著書の中でこう言っています。

読者層が広くないエリアだったら、あんまり読まれなくても『まあそうだろうな』って納得できて、心理的ダメージ少ないでしょ。それに、電子出版をする手順とかルールを知らない状態で本当に出したい本を出すよりも、きちんと電子書籍出版の全体像を把握してから、より多くの人に届けたい本命の本を書いたほうが、色々とうまくいきそうだと思わない?

寺澤伸洋『Kindle出版で印税月収60万稼ぎFIREした僕の副業出版戦略: これからは電子書籍で副業する時代!サラリーマンでも簡単に始められる!在宅でスキマ時間に自由に執筆できる!リスクゼロの印税収入で不労所得を稼ぐ!』2022年

1度出版すれば、
出版の手順の流れが理解できますので、
次回からは執筆に専念できます。

そうなれば
自ずと本のクオリティは
上がっていくでしょう。

初めての出版の場合は、
あえて狭い読者層を狙い、
本命でないテーマを書く。
これも1つの戦略だと思います。

以上です。

では、次回の記事は、
「自分が書いた本に価値があるんだろうか…」
という不安に対する対処法
です。

Kindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開しています。

また、ワンランク上のKindle出版を目指した記事を
マガジン『Kindle出版研究所』の中で公開していますので
あわせてご覧ください。


▼Kindle出版に興味があれば、こんな本も。




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