Kindle出版で「最後まで書き切れるだろうか…」という不安への対処法
4回に分けて、
マガジン『はじめてのKindle出版』で
「Kindle出版の不安な気持ちへの対処法」について
紹介しています。
1回目の今回は、
「最後まで書き切れるだろうか…」という
不安について。
これは、
初めて Kindle出版を
チャレンジする方に
多い不安だと思います。
何度か出版を重ねると和らいできますが、
最初は不安ですよね。
この不安に対する対処法として、
50冊以上の
Kindle出版ノウハウ本を読み込んだ結果、
次の3つの考え方が有効ではないか
と思います。
つべこべ言わずとにかく書く
最初は少ない文字数でもいい
最初は本命でない本を書く
詳細をみていきます。
1 つべこべ言わずとにかく書く
まず、1つ目の
「つべこべ言わずとにかく書く」。
こう言ったら
もともこうもないかもしれません。
でも、私の経験上、
一番効果があると思います。
Kindle作家のminさんは
著書の中でこう言っています。
まずは、
完成させることを重要視しています。
すなわち、
こういうことです。
クオリティは気にしなくていい。
細かい修正は後でいい。
とにかく最後まで書き切ることを
第一の目標にする。
これでうまくいく。
そう信じて書くだけです。
後ろは振り返らず、
つべこべ言わず、
とにかく書く。
そんな姿勢です。
2 最初は少ない文字数でもいい
2つ目は
「最初は少ない文字数でもいい」。
商業出版の本であれば、
最低でも7万文字、
一般的には10万文字以上が必要だ
と言われています。
でも、Kindle本の場合、
そこまでの文字数を
書かなければいけないわけではありません。
Kindle作家の方たちが考える
最適な文字数は人それぞれ。
大体、
1万から5万文字の間が最適だと
考えている Kindle作家が多いようですが、
1,500〜3,000文字を
目安に掲げている方もいます。
ですので、
文字数にプレッシャーを感じているなら、
まずは少ない文字数でもいい。
とにかく
読者に伝えたいことを文字にする。
そういう意識で書き始めればよいでしょう。
さらに言えば、
文字数は
そこまで重要でしょうか?
Kindle作家の中野巧さんは
著書の中でこう言っています。
要するに、
大事なのは、
文字数というより、
何を伝えたいか。
読者に
自分が伝えたい内容を伝えるために
文字を書いていくわけです。
となれば、
文字数は単なる結果だとも言えます。
よって、
「何文字以上書かないといけない」
というプレッシャーを感じるよりも、
読者に何を伝えたいのか
読者に伝わるためにはどう書けばよいのか
文字数よりも
そこにフォーカスしてみてください。
3 最初は本命でない本を書く
3つ目は
「最初は本命でない本を書く」です。
これは、
初めて出版する本は、
あえて想定される読者層が狭く、
自分が書きたい本命ではないテーマで書くとよい
というアドバイスです。
なぜなら、
もしあまり読まれなかったとしても、
心理的なダメージを最小限に抑えれるからです。
Kindle作家の 寺澤伸洋さん は
著書の中でこう言っています。
1度出版すれば、
出版の手順の流れが理解できますので、
次回からは執筆に専念できます。
そうなれば
自ずと本のクオリティは
上がっていくでしょう。
初めての出版の場合は、
あえて狭い読者層を狙い、
本命でないテーマを書く。
これも1つの戦略だと思います。
以上です。
では、次回の記事は、
「自分が書いた本に価値があるんだろうか…」
という不安に対する対処法
です。
▼Kindle出版に興味があれば、こんな本も。
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