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Kindle出版のタイトルの「最適な文字数」はあるのか
5回に分けて、
マガジン『Kindle出版研究所』の中で
「Kindle出版のタイトルのつけ方」について
紹介しています。
前々の記事では
「タイトルのつけ方」
前回の記事では
「サブタイトルのつけ方」を
紹介しました。
4回目の今回は、
「タイトルとサブタイトルの最適な文字数」です。
では、最適な文字数は
どう考えればよいのでしょうか。
Kindle作家の ツナギビトさん は
著書の中で、
Yahoo!ニュースのタイトルの文字数を踏まえて
「13文字以内」を勧めています。
タイトルは、13文字以内がベストだ。なぜ13文字かというと、Yahooニュースの文字制限がこれにあたるからだ。
同じくKindle作家の DaiGoさん は、
著書の中で、
Yahoo!ニュースに加え、
Googleの検索結果で
表示される文字数(32〜35文字)
を踏まえ、「22文字前後」を目安に
タイトルをつけている
と言っています。
Yahoo!では、Yahoo!ニュースの中でも特に重要なものに編集部が13.5文字の独自のタイトルを付けて「Yahoo!トピックス」として表示しています。(中略)Googleの検索結果で表示される見出し部分は32文字以上35文字以内の間で常に収まっています。2つのサービスから得たヒントを元に、私は、その真ん中を取るように22文字前後を目安にタイトルを付けるようにしています。
さらに、
Kindle作家の スゴショウさん は、
著書の中で、
スマートフォンで
Kindleストアを表示させたとき
1行目は14文字までしか表示されないことを考慮して
「タイトル14文字、サブタイトル16文字の合計30文字以内」
を勧めています。
オススメの文字数は「14文字+16文字の30文字」 です。これには3つ理由があります(中略)
1.スマホでの表示
スマホでKindleストアの商品ページを見ると、1行目は14文字目までしか表示されません。
(中略)
2.Google検索での問題
短いタイトルの方がインパクトは強いですが、検索対策では弱いです。なので、検索エンジンに拾ってもらえる情報を後半やサブタイトルに入れましょう。
(中略)
3.KDPルールの問題
実は、Kindle本はタイトルを後から変更するのは難しいです。(中略)サブタイトルの方がまだ変更しやすいので、タイトルに情報を全て詰めてしまうのもある意味リスクなのです。
さらに多い文字数として
Kindle作家の おでんさん は
著書『売れるKindle出版のやり方 ~ベストセラー作家になれた私の、これだけは押さえたい10のこと~【改訂版】』(2021年)の中で
タイトルの作成ポイントとして
「40文字以内」と述べています。
こうして見てみると
最適なタイトルの文字数は、
Kindle作家によって
いろいろ考え方があるようです。
ここであげた
Kindle出版ノウハウ本だけでも、
最適なタイトルの文字数は
4パターンありました。
・13文字
・22文字
・30文字(タイトル14文字、サブタイトル16文字)
・40文字
どれが正解
ということではありませんので、
これらを参考にして、
試行錯誤をしながら
自分なりの最適なタイトルの文字数を
選択するしかありません。
ちなみに、
これらを踏まえた
現段階の私の結論としては、
「タイトル14文字+サブタイトル16文字の計30文字程度」
が理想かなと思っています。
ただ、正直、私は
文字数にそこまでこだわっていません。
文字数よりは、
やはりタイトルの中身
ですね。
前回の記事の
人を惹きつける「13のタイトルの型」を意識して
タイトルとサブタイトルを作り、
文字数の調整が可能であれば、
30文字以内にとどめようかなという感じです。
極端な話、
タイトルの文字数が長くて
画面にすべて表示されていなかったとしても、
表示されている内容に読者が興味を持てば、
クリックして最後まで確認してくれるはず。
となると、
画面に表示されているタイトルで、
いかに "インパクト" を出すか、
いかに人を惹きつけるか
です。
そのためには、
前回の記事の13のタイトルの型が
大いに活用できると思います。
以上です。
次回は
「タイトルをつける上で最も大事なこと」です。
Kindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開しています。
また、ワンランク上のKindle出版を目指した記事を
マガジン『Kindle出版研究所』の中で公開していますので
あわせてご覧ください。
▼Kindle出版に興味があれば、こんな本も。
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