久々にハウルの動く城を観た

暇な日、とても久しぶりに録画してあった『ハウルの動く城』を観た。

小さい頃から何気なく観ていたけれど、大人になってからだと少しずつ感じることも注目するところも違うんだなーと。

昔はおばあちゃん姿のソフィがなんか怖いとか、荒地の魔女さん気持ち悪いとか、なんやこの犬とか、ハウルかっこいいなーとか。
もう本当に単純な感想しか持たなかった。笑


やっぱりジブリって、DNAに刻まれてんのかな?と思うぐらい、言い方はおかしいけど観るのに疲れないんだよね。
私たちはあの世界を昔に生きていて、見覚えのある場所に帰るみたいな感覚。
千と千尋みたいなね。
観てても疲れないけど、観終わった時にドワーとくる。
ああ、この世界って存在しないんだ。って。
ずっと遠くに置いてきてしまった思い出というか、それこそ子供時代の象徴みたいな。


ソフィが帽子屋をやっていること。
カルシファが褒められると実力を発揮できちゃうこと。
ハウルが本当はビビリだったこと。
ソフィの呪いはソフィ自身で縛っていたこと。
誰一人血は繋がっていないけどハウルがソフィたちを「家族」と表したこと。


かつては見逃していた全てに、今はなんとなくだけど意味を見出すことができた。



ハウルの動く城、私も住んでみたいなあ。

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