"ひとりごと作業BGM MEMO" とんでもない歌詞

OtsukaYosuke　大塚陽介

2022年6月29日 19:43

DJ KRUSH。
僕としては、
十代の頃の想い出なのに現在も現役で、
日本国外をまたにかける世界的アーティスト。

十代の頃に名盤「迷走」に洗礼。
当時、日本人のアルバムに、
「あのpete rock&c.l. smoothのc.l. smoothが入っている」
という事でその界隈盛り上がっていました。
(GURUも！RIP）

2022年からスタートした
DJ KRUSHのシリーズ作品、第一弾、「STORY/道」。

１曲目はまさかのralph。

若くしてベテラン、
スター誕生優勝も記憶に新しいです。
時代と共にその両者を知ってる人にとっては意外な組み合わせ。

でもなるほど、グライムやUKドリルといったジャンルバックグラウンドと
DJ KRUSHの世界観が違和感なく合わさっており、
ralphにおいてもいつも通り硬派に淡々と乗せていて何の違和感も感じません。

問題は３曲目の
「云/鬼　呼　生　-たま　よび　いく- 」

魂という漢字が、
云/鬼　といった形で、「云う」と「鬼」をスラッシュで分けられています。
「云う」という言葉の意味を調べると、
-云う：他人のことばを引いて述べるときに用いる。-
とあります。

その通り、鬼の言葉が述べられています。

世界を好色ずくめの動植物の檻の中と揶揄したり、
死を（生）を軽んずる生活をし、
生が死を背負わないなら、天災？、を示唆したり。
本来の弱肉強食である生き物の摂理を忘れ、
命を安く見積もり、暴力をエンタメにし、
人の命を奪うのも指先一つで行われる、といった憂い。
など。

書いている志人という方は、
僕はこれで初めて知りましたが、京都の山で暮らしているそう。
京都の山の鬼が云っているようにも聴こえます。