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テンパリングの種類

◉テンパリングの種類


現在、過去に比べ、
チョコレートのテンパリングについてはよりイメージに対し求めたい状態(結晶量)(流動性)を計算して行うことが多くなっています。

現在はあまり行われないテンパリング方法ですが、情報として。



①水冷法


ボウルの底を湯煎や冷水に当て、チョコレートを攪拌しながら温度の上下を行う方法。



◎メリット

・比較的失敗が少ない
・少量のテンパリングを行う際に適している


△デメリット

・湯気や水がチョコレートの中に入る可能性が高い

→砂糖の結晶やカカオ固形分が固まってしまい
チョコレートが変質してしまいます。





②タブラージュ法(タブリール法)


溶かしたチョコレートの1/2をマーブルの上に取り出し、
パレットナイフで練りながら温度を下げる方法。


◎メリット

・短時間で作業が行える


△デメリット

・チョコレートの見た目で判断するため
技術が必要
・衛生面の懸念

→流動性の変化を理解する必要となります。
またマーブル台での作業が条件のため場所に限りがあります。





③フレーク法(シード法)


溶かしたチョコレートに
細かく刻んだテンパリング済みのチョコレートを
加えて混ぜる方法。


◎メリット

・短時間で温度を調整できる

・作業が簡単


△デメリット

・チョコレートの溶かし温度が高いと
添加したチョコレートが溶け切ってしまう。

→テンパリングの取れたチョコレートが
任意の温度まで下がる時まで残っていないと
いけないため溶かし温度が重要です。



●フレーク法に似た方法で、
電子レンジを使用してテンパリングを行う方法もあります。




また今後は以上3点とは違う、


bitesjapansquadで行っているテンパリング法も


お伝えしていきたいと思います。



※bitesjapansquadの投稿:きぴり

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