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出雲のスサノオドリームと復古刷新という言葉



出雲にスサノオドリームという会社があり、山陰で有名な温泉旅館を経営しておりました。
そこが破産手続になったとのことです。
歴史ある地元でも有名な施設が無くなることは寂しいことです。
でも入れ替わりは仕方がないことと思うのですが、個人的に気になってるのが、社長が行方不明で連絡がとれないってところです。
きっと後半苦しかったろうなって。
地元民が中心になって作られた会社です。
逃げ場もなく、助けももらえず、1人悩んでたんだろうなって。
有名な場所の経営に携わって、潰してしまったことは絶対責められる。想像にかたくありません。
地元にいれなくなる状態。苦しいです。
2018年から経営を引き継いだってことは、それから1年ちょっとでコロナ禍になってます。絶対苦しかった。
そんなことを想像し、勝手に共感してました。
もし何かできるあれば助けたいなってずっと考えてます。

復古刷新という言葉、いいなと思ってます。
地方創生とか、商店街再生とか、よく地方での活動で聞く言葉です。
ただ言葉そのままの意味や、昔の盛り上がりをもう一度って感覚に違和感をもってました。
そのまま昔を再現するのは違うのかなと。
今の時代に合わなかったから廃れてしまった結果をみるに、そのまま再生しても負けてしまうのではと思ってしまいます。
また対処療法のようで、寿命を伸ばして延命させてるだけかなと。
そんなもやもやを持ってる中でであったのが、復古刷新です。
意味は、
受け継いだ古い大切なものを、現代の価値観に合わせて手を加え、新しい世界観を創造する
ということです。
昔からやってきたことを活かし、今に通じる形にする。これが素敵だなと思います。
先人たちのこともリスペクトしながら、活かしながらってやっぱり理想の形であると思ってます。
地方で活動することが多くなるので、この考え方を大切にしていきたいなと思ってます。

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