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【小説】アストロノーツ・アナザーアース 『ゾンビ対魔女のヴァンパイア』

#コラボ祭り #小説 #アストロノーツ #アナザーアース #キャラクター設定 #魔女 #ゾンビ #ヴァンパイア

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Presents by 富園ハルク、キクラゲ校長 、きよみ、アサダ総合企画、neppeta、ZAKI、海見みみみ、あまのっち

・・・


 俺の所属は、サイバー犯罪部アストロノーツ課だ。この世界には幾多のバーチャル空間が存在している。その中でも最も人的影響を及ぼしている世界。それがアストロノーツだ。この世界が無法地帯にならないよう監視するのが俺の仕事だ。アストロノーツの世界では街の守護者的存在をヴィジランテという。俺はその一人だ。


「おい!ヤス。行くぞ!」ポンっとアストロノーツのヘッドギアが放り投げられた。


 アストロノーツのヘッドギアがあれば、何処からでもアストロノーツへプラグイン出来た。その便利さが受けた要因の一つだろう。ただ、このヘッドギアには見た目では分からない非正規品があった。誰が作っているのか分からないコピー品を使うと匿名でプラグイン出来るというのだ。


 そのヘッドギアを利用する人々をヴィランと読んでいる。悪者だ。匿名で利用する奴に全うな人間などいやしないのだ。俺はヘッドギアを装着しプラグインした。


 アストロノーツの世界では俺はヴァンパイアだ。名前を『ウィッチ ザ ヴァンプ』見た目からグロテスクに装い、ヴィランを演じることが俺の役割だ。そう、潜入捜査と言えばわかりやすいだろう。魔女のヴァンパイア。そう、ヴァーチャルでは何でもありだ。男である必要もない。見た目は老婆。誰が俊敏に動くと思うだろうか。見た目に騙される奴は多い。


 その日もヴィランがよく出入りすると言われるボロい居酒屋に足を運んだ。精神世界での行動は、リアルの潜在意識を刺激し、リアル犯罪に発展することが多い。このボロ屋で情報を収集することはヴィランのリアルでの犯罪を未然に防ぐ事に繋がるのだ。厄介なのは皆、匿名だということ。プロファイリングを行い、性別、身長、体重、性格、職業を採取しなければならない。それが今までのやり方だった。


 警察もいつまでもバーチャル世界に振り回されるわけには行かない。ヘッドギアを逆探知し、リアルの刑事とアストロノーツ内の刑事で連絡を取ることで場所を特定。すぐに逮捕する方法が確立されたのだ。匿名のヘッドギアを利用するのは今回が初めての試みだ。


 俺は詐欺商売を働いてノートを売買している3人のグループに近づいた。


三人は部屋の角にある丸テーブルを囲って座っていた。

「この前のサーバーダウン。『圧倒的・理不尽』が介入したんだとよ」

「ったく、人がいい商売している時に、アストロから放り出しやがって・・・」

「バカ!そんなこと言っているとお前も消されるぞ。俺達がここにいるのも奴のおかげなんだからよ」


 俺が前から目をつけていたこいつらは常習犯だ。そう今こそ捕まえる時だ。


「おっ、なんだ婆さん。俺のノートでも買いに来たのか?」俺が近づいたことを知った詐欺師は満面の笑みの商売づらを始めた。

「おい。婆さん。ちょっと来るの遅かったな。俺が先客だぜ」別の詐欺師があたかも自分が買うことが決定しているかのように俺と詐欺師の間に割り込む。


 そう、これが彼らの手口だ。ノートを買いたければ、金額を高く提示しな。と、どんどん価額を釣り上げていく。不当な価額の要求をして、弱者を騙してお金を稼いでいた。


 俺はわざとヨタヨタ歩き、もたれ掛かるように詐欺師に倒れこんだ。その時、ヘッドギアの逆探知機を詐欺師の一人に取り付けた。それだけだ。後はリアル世界で刑事が動き出す。詐欺師のアバターが消えるのを待つだけだ。


「婆さん。気をつけな。最近はザザってやつが自分の気に入らないアバターを廃人にしちまうって噂だ。あんたなんて簡単に逝っちまうぜ。なんで、もっと強そうなアバターにしなかったんだ?自由に設定できるものを。あんたのヘッドギアも故障中なのか?最近、決まったアバターにしかなれない壊れたヘッドギアが出回ってるらしいぞ。でも、そのヘッドギアを付けるとリアル世界で大金が手に入るって噂なんだよ。あんたも大金持ってるのか?」


 初耳だった。この詐欺師がリアル世界に消される前に、もう少しこの情報は入手しなければいけない。俺は直感でこの話は危険だと感じた。


「大金なんて持ってないですよぉ。その話、本当ですかい?あぁ、お金が欲しいなぁ。どうすれば、そのヘッドギアが手に入るのか。お兄さんはご存じですかい?」婆さんの芝居には大分慣れた感がある。


「なんだ。金無しババアか。金無しには用はねぇよ。とっとと消えな。壊れたヘッドギアなら貧困層エリアにそこら中に落ちているから、その中から当たりクジでも引くように選んできな。金が出来たらまた来いよ。じゃあな・・・うわっ!なんだ・・・俺、プラグアウトするわ!」


 一人消滅した。そう、逮捕したのだろう。一人が逮捕されても、他の二人はその事実を知らない。リアルとバーチャル世界では住む世界が違うからだ。作戦は成功した。


 この逆探知機は一度に一つしか持ち込めない。今のところ、テスト用しか用意していなかったので他の二人を捕まえることは出来ない。今日はこれで潮時だ。一旦、事務所に戻り状況を確認しよう。


「あの婆さん。消えちまったけど、マジで貧困層エリアのヘッドギア探しに行ったんじゃねぇよな?」

「ゾンビのヘッドギアだろ?こえぇよ。あんなの付けられねぇって、いくら金が手に入るからってさ」


・・・


 私は一代で成し遂げた事業が成功し、今では遊んで暮らせる程の富を得ている。


 私の名前が世の中には知れ渡りすぎているため、アストロノーツで更なる富を築くには、匿名のアストロノーツ・ヘッドギアが必要だった。本当にこの世は理不尽だと思う。ヴィランの『圧倒的・理不尽』が創りだしたヘッドギアは高額で闇市で売られていた。私にとっては安い買い物だった。そして、益々の富拡充の道具としてとても役立っている。富が富を生む。そういう世の中だ。


 私のヴィラン名は『ミント』
造幣局という意味だ。金が金を生む世の中で、造幣局が儲からないワケがない。


 私のヴィラン名を知っているのは、私が作り替えたヘッドギア。そう、データ破壊されアストロ廃人になってしまった壊れたアバターを身につけた者だけだ。そのもの以外の前に私は現れないようにしている。ましてや、ヒーローの『ジーニアス』に見つかる訳にはいかない。


 私の更なる富拡充の為に、私が作りし、そのアバターは役に立つ。一度殺した相手が目の前にいれば、また殺しに来るだろう。そう、何度も何度もループして繰り返される。人間の欲深さと同じだ。


 その度に私の懐が潤う仕組みになっているのだ。


 そのヘッドギアを取り付けたアバターは全部自分に振り込まれていると勘違いしている。そう、それは勘違いだ。全ての富を独占しているのは、この私なのだから。アバターへは儲かっている少しの富を分け与えるだけでいい。それで私は丸儲けだ。


 またアストロ廃人が誕生したようだ。気の毒な話だが、データは頂くとしよう。匿名のヘッドギアならまだたんまり在庫が残っている。強制的にアバターを移植して、潜在意識を取り込めば、脳データの逆流が起きる。まさしく、ゾンビだ。データに取り残された意識が、ヘッドギアを取り付けた者に乗り移るのだからな。


 このヘッドギアを取り付けたら最後、激しい嘔吐を繰り返し、頭痛を伴う。ダイブ酔いというよりも麻薬による依存症状に近い、発熱、激しい痙攣、悪寒、他人の脳が侵食するため幻覚を見るようになる。そのため、何度もアストロノーツへとプラグインすることになる。プラグインする度にお金が振り込まれるが、リアル世界でまともな生活をおくることはもう出来ないだろう。


 さぁ、本日の私のモルモットは何処にいる?
アストロノーツ・ゾンビ・ヘッドギアは如何ですか?


・・・


 俺がヘッドギアを外した時、クラッカーが鳴り響く音が2発なった。

俺と一緒にアストロノーツにプラグインした先輩と、今回逆探知機の開発に携わった警視庁科学課の女性だ。俺が失敗した時に俺を救出出来るように先輩が一緒にプラグインしていたのだが、御役目は果たされないまま、プラグアウトとなった。


 クラッカーの飛び散ったゴミを片付けながら俺を見ることなく近くにあるゴミ箱にゴミを捨てながら

「ヤス一人で十分だったな。俺は問題なさそうだと思って早めに切り上げちまったよ。どうもアストロノーツの世界は好きにはなれなくてな」そして、席にドスンと腰を下ろした。


 俺はヘッドギアを机に起き、先輩の方へと向きを変えた。

「先輩は、どうしてアストロノーツ課に配属になったんですか?」


「知らねぇよ。上からの命令だからな。お前はどうしてだ。お前は自分で志願したんだってな」

「はい。ヴァーチャル世界でみる潜在意識下の人の欲求は、リアル世界の犯罪を未然に喰い止めると思ったからです」


 先輩は額にペチンと音を立てて手を当て、そのまま髪を掻きむしっていた。

「マニュアルみたいな回答が返って来ちゃったよ。別にそれアストロノーツじゃなくってもサイバー犯罪ならどこでも通るじゃねぇか」


 俺は潜在意識下の影響力が大きいバーチャル世界で起きる犯罪を食い止められれば、どこの課でも行くつもりだった。それがたまたまアストロノーツ課だったとしても、俺にとっては大きな問題ではなかった。そして、今回の新しいチャレンジの成功は、俺に大きな自信を付けさせてくれた。


「捕まえた詐欺師の事情徴収!俺にやらせて下さい!」俺は少し前のめりに先輩へお願いした。

「いや、それは無理。バーチャル世界とリアル世界じゃ距離感が違うんだよ。出張できる場所とはかぎらないだろ?事情徴収とかやってる暇はうちらの課にはないな」

「じゃ、逆探知機を!」

「焦るな。若者よ。見よ。この大自然を」先輩はミュージカル俳優のように、腕を大きく振って窓をさした。今日は青空広がる清々しい天気。そこには広大に広がる芝生の丘が広がっていた。どうして、こんな大自然のど真ん中に俺たちの課はあるのだろう?


「こんな辺境の地に、そんな高価なシロモノはいくつもありません。今回は警視庁の科学課がテストのためにと持ち込んだ。一つだけ」と周りを見渡す。既に警視庁科学課の女性はいなくなっていた。

「あの女性って本物なんですかね?」先輩と俺はきょとんと顔を見合わせる。短い沈黙が続く。

「・・・まぁ、逆探知機が動いたみたいだし、いいんじゃない?そうそう、お前がプラグアウトする前に警視庁からお手柄だったと電話があったぞ」先輩は自分のことのように満足気だ。


 俺はアストロノーツ内で詐欺師が言っていたことを思い出し、その先輩の満足そうな顔を渋い顔に戻してしまいかねない質問をした。

「俺・・・アストロノーツ内で詐欺師が捕まる前に言ってたことが気になるんです。壊れたヘッドギアを身につけると大金が振り込まれるっていうんです」


 俺の先輩は本当に刑事なのか疑いたくなることもしばしばある。貧困層エリアに落ちている壊れたヘッドギアの中にその怪しげなヘッドギアが紛れている。二人で手分けして捜索しようと張り切って車に乗り込み飛び出していった。この大自然の先が貧困層エリアだ。この丘は、貧困層エリアと富豪層エリアを隔てるなだらかな山の一つとなっていた。片側には広大な土地と高層ビル郡が建ち並ぶ近代的な地域が広がり、もう片側は山間部の寒々としたボロ屋が建ち並んでいる。一日あれば貧困層エリアに行くことが出来た。貧困層エリアも富豪層エリアもどこにでもある在り来りな光景だ。


 昔から社会格差の問題が現代経済に及ぼす影響は騒がれていたが、結局大きな二極化が進んだだけで問題は解決されずに残ったままとなっている。人間の本質がよりダイレクトに浮彫りされただけで差別化は加速し、平等はなくなっていった。


 貧困層エリアにばらまかれているアストロノーツのヘッドギアは『圧倒的・理不尽』がばら撒いたものの壊れていたため、そのまま捨てられているヴィラン用ヘッドギアだ。アストロノーツに入れば誰でも収入を稼げる。落ちているヘッドギアを見つければ、それがヴィラン用であれ貧困層エリアでは、そのヘッドギアを拾って試してみる人は多い。


 アストロノーツのヘッドギアは貧困層エリアにとって、夢の富豪層エリアへの切符なのだ。偶然、壊れていないヘッドギアが見つかれば、一攫千金は保証されている。それがアストロノーツだ


・・・


 この貧困層エリアは、人がほとんどいない。餓死者も多く、人工が減ったのだろうか。この世はバランスだ。富豪層エリアから零れ落ちるように貧困層エリアに人が流れる。貧困層エリアの人が少ないということは、富豪層エリアもまた。。。


 この土地はダメだ。次第にゴーストタウンとなるだろう。私のヘッドギアをここへ置くメリットはあるだろうか?まぁ、いい。どんな奴でも可能性は信じるだろう。それが私の餌なのだからな。


 また一人。富豪層エリアからこぼれ落ちた人間が貧困層エリアに来たか。あいつは、刑事じゃないか。ただ、ヘッドギアを集めているだけだと!それをどうするつもりだ。かぶらないのか!あいつの手に渡ったら私のヘッドギアが台無しにされてしまう。


 いや、待てよ。あいつに無理やりかぶせてプラグインするのも悪くはないだろう。貧困層エリアに来るような刑事など、一人減ったところで。ここはゴーストタウンになる。おまえに幻想の世界を見せてやろう。


「刑事さん。アストロノーツ・ヘッドギアをお探しのようですね。集めているだけですか?貧困層エリアの希望を独り占めとは如何なのでしょう?」私は刑事に歩み寄った。


 そう、私を知らないものはいない。


「あぁ、あなたは有名な、えぇ~っと」刑事は頭を掻きながら思い出そうとしているようだ。私の名前を知らないとは、ニュースも見ない刑事に良い刑事はいない。ここに送られる理由もわかる。


 私は軽く手を上げてまあまあという仕草をして、考えるのを静止させた。思い出されないほうが都合がいい。

「刑事さんに是非かぶって頂きたいヘッドギアがあるんです。私が開発したアストロノーツの新しいヘッドギアです。不正なものではありません。ちゃんと提携の・・・おっと、失礼。これ以上は話せません。まだ、試験運用中でして・・・テストに加わって頂ければ、もっと詳しい話をあちらの私の自家用車でお話しましょう。壊れたヘッドギアはまず、そちらにお捨てください」


「いや、俺は壊れたヘッドギアを集めているんだ。あなたが噂のヴィラン『ミント』だったとはね」この刑事、私のことを知っていてワザとトボけたフリをしたのか!


だが、私のほうが一枚上手だったようだな。私の放ったスタンガン銃が刑事を痺れさせ、地べたで釣られた魚のように飛び跳ねている。

「殺したら、モルモットにならんからな」

私は気絶した刑事を引きずり車に乗せる。意外と重たいな人間というのは。後部座席に座らせ、シートベルトで体を固定する。そして、新しいヘッドギアをかぶせ、強制的にプラグインした。

激しい拒絶反応で痙攣した体を、シートベルトを外して車から足蹴りで蹴落とす。これであの刑事もアストロノーツ中毒症だ。

車から崩れ落ちた刑事は激しく嘔吐を繰り返してのたうち回っている。

刑事の断末魔の叫びが静まり返った街に響き渡った。


・・・


 同じ時に貧困層エリアでヘッドギア探索をしていた俺は、先輩の断末魔の叫びを聞いた。慌てて駆け寄った時には、地べたに這いつくばりうつ伏せになって見動きもせず、アストロノーツのヘッドギアを付けてプラグインしている状態だった。周りには誰もおらず、先輩刑事が自分で取り付けたのかもわからない。ただ、正常に稼働しているところを見ると、ヴィラン用ヘッドギアであることはわかった。プラグインを無理やり外すと、精神の分裂が起きてしまう。


「な、何をしてるんですか!先輩!!」ダメだ。このまま放っておけない。なんとか、先輩を事務所まで連れて帰らなければ、そして、事務所にあるヘッドギアで先輩を見つけ出す為に、アストロノーツへ入るんだ。先輩の精神が壊れてしまう。

 ここへ来た時の車がこの近くにある。そこまで、先輩を担ぎ上げようと肩に乗せた。昨日から一睡もしていない。ここまで来るのに丸一日寝ずに来たのだから無理もない。俺自身疲れきっていた。


 やっとのことで、先輩を車まで運び苦しんでいる先輩を横に俺は車の中で力尽き睡魔に襲われ眠ってしまった。動けなかった。消耗しきった体で、突然の睡魔に俺は勝つことが出来なかったのだ。


 時間が経ち、目が覚めると、先輩の姿は消えていた。俺は貧困層エリアをくまなく探し続けたが、先輩の姿はない。諦めて一人、事務所に戻るとそこには警視庁からきたという科学課の女性がたたずんでいた。


「一昨日はご協力ありがとうございます」女性は、深々とお辞儀をした。


 俺は一昨日から今までに起きたことを立ち話ながら説明をした。女性は、手持ちのモバイルで何処かに連絡を始めた。


「状況は把握しました。行方不明者の捜索は我々が行います。あなたにはこれから百人のヴィランを捕まえる協力をしてください。逆探知機はこちらに百個用意しました」

「百人?そ、そんなに俺一人で?」

「少ない方だと思いますが何か?」

「そ、そうですよね。少ない方ですよね」


 俺は百個の逆探知機を受け取った。

先輩の事は気掛かりだが任務も欠かせない。これが俺の仕事だ。アストロノーツにプラグインしていれば何か分かるかもしれない。俺は逆探知機をヘッドギアにインストールし、プラグインすることにした。


 俺の特殊能力は変身。ヴァンパイアと言えばコウモリだが、それは無理があった。その代わり身につけた能力が、男にも女にも老婆にも少年にも成れる能力だ。元のヴァンパイアは変えることはできないが、それだけでも相手を撹乱することはできる。俺のアストロノーツ内の特殊脳力を知っているのは先輩とこの女性だけという事になっている。この女性が口を滑らせていなければだ。


 俺の不安に気づいたのか女性は「安心して。誰にもあなたの能力は話していないわ」と付け加えて去っていった。


 俺は任務のため、先輩を探すため、またアストロノーツへダイブする


To Be Continue…

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【小説】アストロノーツ・アナザーアース 『ゾンビ対魔女のヴァンパイア2』|コラボっぽいこと|note(ノート)  https://note.mu/otspace0715/n/n78d270176317?magazine_key=m9ea58f96c98b

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キャラクター設定:

・ふぃろ 41歳、男性。ヴィラン名『ミント』
アストロ廃人の壊れたデータを修復してアバターを乗っ取り、そのアバターにリアルマネーをばらまく。修復されたアバターはゾンビと呼ばれている。


・中田 ヤス29歳、男性。ヒーロー名『ウィッチ ザ ヴァンプ(女性)』

アストロ内ヴィジランテを生業とする。名前と見た目のヴァンパイアからヴィラン扱いされる事が多いが、ゾンビというヴィランの存在を知り、リアルワールドとアストロ内を行き来する正真正銘の刑事。サイバー犯罪部所属



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