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資格取得に向けた勉強2023(2)

10月15日、宅建試験に臨んできました。
年明け早々にTACの説明会に参加して、今年は宅建にチャレンジすることを決めて、4月からTAC新宿校に通い始めましたが、毎週土曜13:30~19:00までの講義は過酷でした。講義のスピードについていくこと、集中力を切らさないことに必死でした。講義中に気付いたらウトウトしていたことが何度もありました。講義では理解半分なので復習は必須、50歳目前のおっさんに大量の暗記はきつかったです。

また6月にコロナ感染したことや、毎月のように出張が入るなど、何度か講義を欠席せざるを得ないこともありました。それでもWeb受講するなどして、全ての講義、ミニテスト、模試を受けることができました。土曜に講義を受けて、日曜は基本的に丸一日復習のために勉強していました。あとは、平日通勤時の電車内、毎朝7時過ぎに出勤して、始業までの1時間弱を勉強に充てるなど、勉強時間を捻出する工夫をしていました。そうして約半年間かけて積み上げてきたものを、10月15日の2時間の試験で出し尽くしてきました。

結果は…無事に合格しました!!
もちろん嬉しさもありましたが、どちらかと言えば安堵感の方が強かったです。これだけやってダメだったら、果たして再チャレンジする気持ちになれるだろうか…という思いを持っていました。また、試験前日まで出張が入っていたり、試験の2週間前に離婚調停が行われたり、心を整えることも大変でした。それでも何とか結果を出すことができました。応援してくれた友人、支えてくれた両親、そして質の高い講義、温かい励ましを提供し続けてくれたTACに感謝です。

合格という結果を出すことができましたが、結果そのものよりも、試験に向けて努力してきた過程にこそ価値があると感じています。この半年間の努力は試験結果に関係なく、自分の血となり肉となり、そしてメンタルや物事の考え方にも良い影響を与えてくれたように思います。半年間の試験勉強というのは、弱くてダメな自分と正面から向き合う作業そのものでした。自分との闘い、自分との対話、理性と本能のせめぎあい…自分の本音、感情を認識することにも繋がりました。そして、別居というどん底状態からでも頑張れること、頭の良くない中年オッサンでも努力して結果を出せることなど、今回の経験によって少しだけ自信を持てたように思います。

昨年の管理業務主任者、今年の宅建、これで2つの資格を取ることができました。この結果を受けて来年どうするか…ゆっくり考えようと思います。その間も容赦なく仕事、離婚調停などが続きますので、自分と向き合い、現実受け入れながら過ごしていきたいです。


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