見出し画像

娘の個性と小学校教育

最近、「学校行きたくないな〜」とぼやく娘。コロナ対策を徹底するようになってからは特に、学校での楽しみの時間が減ったらしい。

なぜ行きたくないの?と聞くと、

・わかってるのに、同じこと何回もやるのがいやだ
・ピンクの消しゴムはダメだと言われた
・お友達に自己紹介カードを書いてほしくて渡したら、ダメだと言われた
・給食の時間喋っちゃいけないのが嫌だ
・マスクがうざい

など。

私たちが小学生だった20年から30年前は、娘が言うようなことは、「我慢しなさい。」で済まされたことだろう。
「他の子もいるんだから、自分だけ勉強終わったからって暇そうにしてちゃダメだ」とかね。今思えば、よくわからない理由。

娘は、長女気質なので、誰かができていなかったりすると、さっと代わりにやってあげたりする。学校では、それは時には気がききすぎるらしい。
先生は、「その子のやる気も尊重してあげてね。」と言うらしい。

今の学校教育と言うのが、工場で働く人員や軍隊で動けるような人員を育てるために始まったものだと聞いたことがある。
確かに運動会の組体操なんかは、それをものすごくよく表している。

我慢して集団生活に馴染む。指示通りに動く。読み書き算盤。

でもこれからの時代、それだけできる大人になっても、できる仕事もそんなにないんじゃないかなぁ。と言うのが、親としての純粋な感想。読み書き算盤は最低限身につけるにせよ。
今の日本が、確実に世界の各国から遅れている根本の原因がこの教育にあるんじゃないか?

娘に、どんな学校だったら楽しいと思う?と聞くと、

「教科書とかノートとかが、かわいいのがいい!キラキラしてるのとか!男の子はかっこいいのとかで!」

私は、その感覚が一番大切だと思うんだよなぁ。何が可愛くて、何がかっこいいか。それを誰かに決めてもらうんじゃなくって、自分で決められることが一番大切だと思う。

友達とも仲良しだし、勉強について行けなくて悩んでいるわけではない。娘の今の「学校つまらない」というぼやきは、全く深刻ではないし、むしろ明るい感じでちょくちょくサボっているのだが、ただのグウタラではなく、何か一つのサインだと思っていて、親の私は、真剣に、「学校行くか?行かないか?半分くらい行くか?」を娘に決めてもらおうと思っている。

よろしければサポートお願いいたします。 個人の小さな起業、小商い、間借り起業、子育てと起業の両立の体験談などお届けします。