弥栄 伊織(音羽屋) 2023年10月7日 01:45 昔与太噺 其の拾壱えっちらほっちらと、爺は猿担架で家へと運ばれた。お婆さんはさっそく頭の噛み跡をお湯で洗うと、薬研で擦り潰した薬草を傷口に詰込んだ。油紙で頭を包み包帯をぐるぐるに巻いた。仕上げに爺の老眼鏡を当てがってみると、ターバン頭の月光仮面のようであった。続く🤣 この記事が参加している募集 #スキしてみて 533,593件 #毎日note #スキしてみて #ひとりごと #昔話 19 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート