宣言
世の中言ったもん勝ち、やった者勝ちだ。
僕はやりたいことを何でも口にする。
幼い頃はボクサーになりたい。最近だとWebライターになりたいもそうだ。
口に出した方が夢に近づく気がするし、覚悟が決まる。
ルフィーの宣言だってたぶんこの理屈だと思う。
先日Twitterで(Xではなく僕は頑なにTwitter)エッセイストになると宣言した。
やりたいより、もっと幼い、何者かになりたい欲望が動機だ。
幸いにも僕の文章を面白いと言ってくれる人もいる。なかには具体的にエッセイストの道を示してくれた人もいる。
普段物事を人に相談することの無い僕にアドバイスをくれた人の提言に身を委ねる気になった。背中を押された。
子どもの頃に膨らませた夢はいつしかしぼみ、やりたいことが出来ることは実は少ないと気付く。
それがいま、できるとは言わないが、できるかもしれない。ところまで来ている。五十を前にだ。
五十と言えば一昔前なら定年退職のカウントダウンが始まっている。
それなのにいま、僕はワクワクしている。ドキドキが止まらない。希望という名の夢がドンドン膨らんでいる。
見ていて欲しい。
精神を病んで15年寝たきりだった男が立ち上がる様を。
いい歳して夢を追いかけ希望を掴もうとする男の様を。
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