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地震と人。

2024年の最初に投稿するnoteを書いていたんですが、いろんなことが起こって投稿できずにいました。

震災と航空機衝突で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

1月1日、令和6年能登半島地震が発生しました。

あの日から1週間が経過したので、ちょっと気持ちを書き出してみようと思います。

2023年にも能登で大きな地震が発生したのに、また大きな被害が…。

いたたまれない気持ちになりました。

私がInstagramの業務を請け負っている方が石川・能登にいらっしゃるので、あの日ニュースを見てすぐに連絡をとりました。

すると大変な中、夜遅くにも関わらず「無事です」とお返事をくださり、安心しました。

しかし、やはり壊滅的な被害を受けたとのこと。

写真や動画を送ってくださいましたが、どれも目を背けたくなるような惨状でした。

それと同時に、私の脳裏に2011年のあの日の光景が頭をよぎりました。

当時、私は中学2年生。

東京に住んでいて、あの時間は学校で授業を受けていました。

突然机が浮くほどの縦揺れが襲ってきて、泣き叫ぶ友達を抱えて急いで机の下に隠れたのを、今でも鮮明に覚えています。

家に帰ると、黒い波にのまれていく東北の大地がテレビに映し出されていて、これが現実で起こっていることなのかと目を疑いました。

今回の能登半島地震でも一時は大津波警報が出され、実際に津波が到達した地域もありました。

家々は倒壊し、未だ何百人もの方の安否がわかっていません。

断水が続き、十分な食糧や物が足りない中、ギリギリの生活を強いられていることが連日報道されています。

私のクライアントさんも、炊き出しなどいろんな活動をされているようです。

地震は、天災。

1月1日からこんな…と思いますが、いつ襲ってくるかわからないものです。

とはいえ、やはりこれまで当たり前にあったものが次々と破壊されていくのは、被災していなくても心をえぐられるような気持ちになります。

今回の地震で私が恐怖に感じたのは、人間の怖さ

地震後、Xのタイムラインは救助を求める声で溢れかえり、多くの方がリポストをしたり、リプライをしたりしていました。

しかし、中には虚偽の住所を使ったり、勝手に住民の住所を使ったりしている悪質なものもあったようです。

また、これは3.11の時も言われていましたが、避難所での窃盗や性被害など、災害に乗じた犯罪の危険についても注意喚起が出ています。

能登では、避難所の自動販売機が破壊され、中の金銭と飲料が盗まれるという事件も発生しました。

ある程度予想していたこと。

しかし「やっぱり起きるんだ」と感じ、ショックを隠せませんでした。

海外から見れば、日本はいい国だと言われます。

確かに紛争などが起こっていないのを見ると、平和な国なのかもしれませんね。

でも、時代が変わり情報化社会となった今、そうも言ってられないのかもしれないな、と。

情報を取捨選択し、自分の身は自分で守らなければいけないとひしひしと感じました。

とにかく1日でも早く、被災された方々の生活が穏やかなものになりますように。

そして、この出来事を決して風化させず、未来に活かしていけますように。

そう願っています。

2日の航空機事故に関しては、元グランドスタッフとして書きたいことがたくさんあるので、また別の記事にしようと思います。

それでは。

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