見出し画像

米国は中国の太平洋諸島進出をどう見ているか

島嶼国の監視を怠ってきた失敗を踏まえた起死回生策の行方

現地から見た「世界の姿」を知るニュースサイトのドットワールドに寄稿しました。

中国は4月19日、南太平洋のソロモン諸島と安全保障協定を締結し、中国共産党の習近平・中央軍事委員会主席が今後、直属機関の中国人民武装警察部隊と人民解放軍を同国に派遣したり、駐留させたり、同国に軍事基地を建設したりするための足掛かりを築きました。

太平洋島嶼国地域における安全保障上の大国である米国やオーストラリア、ニュージーランド、そしてフランスが築いた体制に公然と軍事的に挑戦するこの動きを受け、これまで数十年間にわたって島嶼国の重視を怠ってきた米国は、遅まきながらこの地域への関与を強化する方針を打ち出しています。

米国は同地域の現状をどう認識し、どのように関与しようとしているのでしょうか。具体策が出されていますので、まとめました。ご笑読ください。


励みになりますので、よろしければサポートをお願いします!