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経済フォーラムで「ペレストロイカ」の必要性を語ったロシア中銀総裁の真意

なぜ今経済のペレストロイカなのか、乖離するプーチン氏とナビウリナ総裁

JBpressへの寄稿です。

ロシアのプーチン大統領の「対露経済制裁失敗論」が、ますますヒートアップして、炸裂しています。

しかし、ロシア連邦中央銀行のナビウリナ総裁などは、ロシア経済の厳しい状況を冷徹に分析し、構造改革の必要を訴えています。

中でもナビウリナ氏は、「ペレストロイカ必要論」を唱えて注目されました。ペレストロイカは、1980年代後半の旧ソ連で行われた改革です。

それは、経済改革にとどまらず、「政治優位」から「経済優位」への発想の転換、東西の雪解けが不可分に結びついていました。

つまり、西側との対決に邁進するプーチン大統領に対し、経済の司令塔であるナビウリナ総裁が、真っ向から異議を唱えた形になっているのです。

なぜなのか、ペレストロイカが生まれた背景などを見ながら読み解きます。ぜひご一読ください。

冒頭の写真は、ロシア中銀のホームページより。

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