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【実録】不登校からの脱出は突然に

やっと証明できる時が来ました。

「不登校の子どもをどうやったら学校に行けるようにするのか。」
こういう課題に直面した私を含めた親の多くは、社会的な常識で考えてしまうことで誤った方法をとってしまいます。しかも、そういう状況に自分ではなかなか気づかないものです。

私が辿り着いた答えは、親が変わること、そして子どもの力を信じることです。具体的には「学校に行かせようとするのは誤りである」と気づいたのです。友人にこの話をすると、「親の責任を果たしていない」「子どもの将来の機会を奪っている」といった批判を受けました。そんな言葉を聞くと、大抵の親は他人の意見に影響を受けたり、不登校の話を避けるようになってしまうでしょう。

私も悔しい思いを抱えながら、娘の力を信じ続けました。家が娘にとって最も安心できる場所であるように努め、7年間心のエネルギーを蓄えることに専念しました。そして、高校3年生の5月、そのエネルギーが溢れ出しました。

私の考えが間違っていなかったことを証明するデータをお見せします。以下のチャートは、スマホに記録されている月毎の娘の平均歩数の推移です。

平均歩数の推移

自分を責めて泣いてしまうこと、学校の物に素手で触れないこと、一人で外出することが考えられない性格が、まるで嘘のように突然変わりました。信じてきた私が戸惑うほどの変化で、まだこの状況を受け入れきれていませんが、娘の黒歴史は確実に終了しました。

私が親として気づいたのは、「子どもの力を信じること」の大切さです。同じように悩んでいる親たちに向けて、どうか子どもを信じ続けてほしいと伝えたいです。

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