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鬱の時の日記 5日分

※仕事で鬱になった直後殴り書いた日記です。当時の勢いを残すため何も手を加えてません。よってたいへんに読みづらいです。

日記10/26


死にたいです
仕事を減らして貰ったにも関わらず疲労感は蓄積するばかり
経理だけならと快諾しておいてまともにできていない
一日1.2時間後が限界で、寝転がってぼうっとして何も考えられずにいる
仕事面でもやりたいことがもっとあったはずなのに
会社潰したくないから頑張ろて思ってたはずなのに
今全部どうでもいいや なんかもう無理
好きな本も読めないし、書きたいことも書けないし
とうとう2食ゼリーで、はやく一日を終わらせるためにはやく寝ようとして
そうしたらはやく朝が来るのに 困った
犬が死にかけだった頃と同じくらいの虚無
ただし犬はもういないので、一人きりで何の役にも立たず幸せな微睡もない
死にたい 犬に会いにいきたい
助けて

日記10/27


朝はゼリー、お昼はお母さんから貰った無印のレトルト食品と米を食べた
家の米食べたの久しぶりだった、釜を洗ってくれた人ありがとう
今日はなにもしなくていいやと思ったら仕事が発生しました
お腹痛い
私の脳みそはもう壊れちゃったかな?まだ壊れてないといいな
もうなんでもいいから、本が読みたいし書きたい
パソコンの前に座るのが怖いけどぎりぎり座れている
もうクソ先輩はトリガーでしかなく、それまでの労働環境の悪さが積もってのことだとわかる
わかるけど、確か自分はこの会社が好きでみんなが無理しなくても働けるように立て直したいと思っていたので飛んでいないし労務局に言うつもりもない
という気持ちだったけどやはり全部どうでもいい、みんなめちゃくちゃになってそれで私に1ヶ月かそこらでも余裕を持って暮らせるお金が入るならなにでもしたい
弁護士を探すといって全然探してない
明日病院予約した
涙が止まらないのはおやすみプンプンのせいかもしれない
何もしていないできることがない
犬のウンコを始末するくらいのことがしたい
犬はいない
髪を引っ張ったら痛いし、皮より内側のほうが熱い
女の子はお砂糖と地獄の火炎でできているから
自力で助かるか燃え尽きるしかないのです
お母さんは許せましたか?許しませんか?死んでも許さないと思う人はいますか?
地の底からどうしても湧き上がってくる怒りを私は何に昇華できますか?
おやすみなさい
おやすみなさい
また会えたらいいね
また会おうね

日記10/28


眠剤を忘れて帰省したのでほとんど寝れなかったけれど、雷の音で目が覚めた
仕事の連絡がめちゃくちゃになっている、わたしがめちゃくちゃなので私が頼まれた仕事は大体どこかしら不調をきたしているのだ、すみません でも再発注くらいは自分でやってくれ
実家に帰ったら犬が前脚を挫いていました
それに気づかずにソファから降りるのでその度にびっこを引いて歩くそうです
あと病院連れてったら肝臓の数値が悪く、足の痛み止めと合わせてみっつ薬が出たとか
でも彼女は馬鹿で食いしん坊なので、ドッグフードに薬をそのままぶち込んだだけで騙されて食べるから楽らしい 死んだ犬は食に懐疑的だったから相当工夫しないと食べてくれなかった
良くなりますように
朝の雷が嘘みたいに晴れています、二度寝したらあと一本しかない煙草を誰かにあげてしまう夢を見ました
高校生の時全てが捻くれてる友達ができてその子と共依存になっていた 彼女は母親の前で自分がブスで嫌だと繰り返し言うらしいので、そんなことをしてもいいのかと思い、試しにお母さんの前で「はやく死にたい」と繰り返したことがある お母さんから抜き取りたい記憶 本当にごめんなさい
友達は切りました 喧嘩もせずにブロックしてごめんね
週末の郊外都市は浮かれていました 区民ふれあいフェスティバルというのが開かれていて、狭いな〜と思いました 東京の区よりも郊外都市の区の方が広い(多分)はずなのに 郊外都市は郊外じゅうから人が集まるので、区民という括りで触れ合える人はほんの一部じゃないかしらん
お医者さんと話して会社辞めるにした
薬は変わらなかった
繊細さは幼稚さで、わたしがいちばん悪いという気がしてきたけどそれも幼稚です
薬の待ち時間がクソ長いのでカフェに行ったり本屋に行ったり占いに行ったりしたらすごく疲れた
仕事辞める時毎回占い行ってる気がする
「自分で金を稼ぐ力がないから結婚して文筆業に専念したほうがいい」と言われたので鵜呑みにします
誰か結婚してください

日記10/29

お母さんがホットケーキ焼いてくれた。
お母さんは仕事に行き、お父さんはボルダリングに行きました。残された娘は脚をくじいた犬が勝手にソファから飛び降りないよう見張るという役目をいただき、同じソファで昼寝をしました。

父親の実家に友達と向かう夢を見ました。別に景色は父親の実家周辺でもなんでもなく別の場所ですがそう認識していました。友達も誰だかわからないけれど友達と認識していました。
バスに乗っていて、なぜだか私だけ最寄りで降り損ねてしまい、まあ次のところで降りればいいかと思い乗っていました。
すぐ無理にでも降ろして貰えばよかったと思う山道を登りだしたバスから、小川城址と呼ばれる建物を見ました。広い平屋部分に、崖に張り付くような高層部があって、平屋部分の屋上には巨大な鶴の彫刻がなされていました。高層部は穴だらけの廃墟で、崖から大量の水が流れて鶴を水の中に埋めていました。水の流れる穴ぼこから大きな蛇がたくさん顔を出していました。
山道の次は海の中でした。綺麗なピンク色の砂、淡い紫のグラデーションがかった岩。バスの中で私は窓を開けていましたが息ができました。しかし次のバス停で降りて1人ここを抜けるのは無理だなと諦めておりました。運転手に渡された何かひらひらするもの(タオル?)を窓から振りました。黄色いカサゴが砂の中から様子を見ていて、ついにひらひらを追い始めました。噛みつかれると思った瞬間に、バスは海を抜けました。
その先はトンネルというより洞窟というべきガタガタの洞穴で、それを抜けると山の中の学校が現れました。バスはそこで止まり、私はとりあえず降りました。
学校は小川城址小中学校といい、山を切り開かずにそのまま作ったような巨大ジャングルジムみたいな構造をしていました。城址という形態のせいか、観光客を受け入れており、児童があまり用のない部分を開放しておりました。
私は「実家からバスで一駅のこの場所は、父親の母校に違いない」と思い、知らない場所のくせに赤の他人よりは縁があると思って大きな気持ちになりました。
あとなぜか幽霊がたくさん見えました。城址だからでしょうか。私は今も子供が通う場所に幽霊がいるのが許せなくなって、観光客に開かれたゾーンを抜けて児童に話しかけました。
かくれんぼをしていた女の子に。それを見つけようとしていた男の子に。観光客と思われる人が入り込んでいることに不審感を抱いて話しかけてきた高学年の男の子に。「私はかつてこの学校に通っていた者の娘で、父の通った場所の全貌が見たいから案内してほしい」と言いました。男の子は不審がりつつも承諾してくれて、私はほっとして彼について歩き始めましたが、同時に「実家に友達が着いていて、ひとつ先のバス停から歩いてすぐ戻ると思っているのに冒険を始めてしまった」と気づきました。最寄りのバス停を過ぎてから一時間は経っている。
場面は父の実家で不満を垂れる友達の映像に切り替わり、私の冒険は終わりました。

起きたら昼前で動悸がしました。とりあえずスマホを見たら仕事の連絡がいっぱい来ていました。4割くらいをなんとか返して、昨日の夜ChatGPTに書かせた辞職願の文章をアイス食べながら弄って送りました。
仕事を辞めると安心します。何もやることがないので本が読めるし話を書けます。仕事のスケジュールを気にせずに予定を入れられます。でもあまりにお金がないから、すぐに仕事を見つけなくちゃならんという焦りのほうが大きいです。ロラゼパムを飲みます。
お母さんが情けをかけてお金をくれました いつもほんとうにごめんなさい
ご飯を食べたら帰ります
ここにずっとはいられないから
社長から返信がない
休職中の先輩から電話が来た
事務連絡だったけど、声の速度がお互い同じだった
また明日から頑張りましょう

日記10/30


死にた!
辞職を決めた解放感で「今日は何をしよう?」とコーヒーを飲みながら考えたが、別になにもできそうにない
煙草吸いに出て戻って部屋で寝っ転がってたら推しが配信してたので聴きながら煙草吸いに行って戻ってクソコメして眠たくなっていた
死にた!ベッドの枠に頭をぶつけてうずくまっている 安心する これが私である
これが私という感覚を前に覚えたのは服が決まらなすぎて泣いた時
頭が下を向いていて気持ち悪い これが私
少し眠いけど眠れそうにない
みんなどんどん変わってゆく
少しとても寂しいな

今日は部屋を片付けたかった。洗濯は回した。
何もできないのですが何もできない時何をしたらいいのかわからない、完璧に休むべきであることが久しぶりで
ずっと眠っていられたらいいんだけど

夜みんなとお話したら楽しかった
シェアハウスありがとう
おやすみなさい

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