バリスタの仕事はまだまだAI化は難しい
湯量、お湯の注ぎ方、抽出時間、常に安定した抽出を実現する上で寧ろロボットの方が得意とする分野なのではないのかと思うのですが、私は珈琲の抽出はまだまだロボットには難しいだろうと思っています。
抽出は、豆の鮮度、産地や生産工程の特色、焙煎の具合と言った抽出以前の情報や、湯を注ぎ始めてからの珈琲の状態の進行を視覚や嗅覚で感じ取りながら進めていきます。
バリスタのやっている事がスゴいという話ではありません。一番仕事をなさっておられるのはロースターの方々であり、その上には生産者の方々がおられます。
ただ、どんなにAI化が加速してもバリスタの仕事に変われるのはまだ先のことになりそうだと思います。