モンゴルの大平原で迷子になったらどうする?

モンゴルの大平原で暮らす小さな子がある日、馬に乗って出掛けたお父さんを追いかけて飛び出してしまったそうです。それにお父さんは気付かず、子供は気が付けば大平原の真ん中で自分一人。右を見ても左を見ても同じ景色…

さてここで質問です、あなたならどうするでしょうか。





太陽の位置で方角を確認するでしょうか。来たはずの方向を正確に辿るでしょうか。

因みに無事発見されたその子供がとった行動は、その場にうずくまりじっとするというものでした。その環境、状況に「適応」したと言えると思います。

反対に大人は、元に戻ろうと考えるケースが多いと思います。例えば身近な例で職場環境。以前の方がスタッフはみんな意識も高く、仕事終わりにはよく飲みにも行ったし、それに比べ今は雰囲気もどこかダラけていて、上下関係もなぁなぁで、しまりがない。とかね。

世代が更新されていけば考えも当然変わりますし、そもそも人が変わっているのなら全て変わって行って当然です。以前は以前で問題もあったはずですし、今は今しかない良さがあるはずです。それを大人というものは問題だと感じれば、どうにか以前の型にはめたがると思うのです。それはまさに、今の世の中、社会に対してもそうだと思います。

自分も例えば「ガラケーのころの方が良かった」「親世代の時代の方が雑誌も車も音楽も素敵だ」など挙げだせば正直沢山出てきます。けれどいつの時代も、どんな動物も、「適応」出来たものだけが生き残ったと思うのです。

今が一番サイコーなんだって気付こう!みたいな話に帰結させたい訳ではないんです。このスピーディーな時代の流れの中で、適応力が必要です。

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