見出し画像

1月18日、イメージから解き放たれる!のどやかなブラームスの"田園交響曲"に、ブラームスのような洗練を響かせる、ドヴォルザークの7番...

ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団の、ブラームスとドヴォルザークの交響曲のシリーズ、"BRAHMS - DVOŘÁK"、第4弾、完結編となるのか?ブラームスの2番とドヴォルザークの7番。
TUDOR/TUDOR1742

ブラームス、苦節21年、1番の交響曲を完成(1876)させて、すぐに取り掛かったら、今度は、さらっと書けてしまった、2番の交響曲(1877)に、ブラームスのサポートを受けての、ルーツに立ち返っての国民楽派としての性格を確立したドヴォルザークが、国際的な名声を得て、次なる一歩を踏み出した7番の交響曲(1884-85)。という2曲... それぞれのリスタートか?

まずは、ブラームスの"田園交響曲"とも呼ばれる、2番。で、フルシャ+バンベルク響の演奏からは、"田園交響曲"なればこその牧歌性がより溢れ出し、聴き手を、広い野原へと連れ出してくれるよう... そうして、ブラームスの気難しいイメージ、一時、忘れさせてくれる。そんな牧歌的なあたりから、ジワジワと盛り上げてのパワフルなフィナーレ!アガる!

の後で、ドヴォルザークの7番。国際的な名声を得て、ロンドンから委嘱された交響曲の、洗練!何だか、ブラームスみたい... というあたりを強調する?フルシャ+バンベルク響。彼らの風通し良く堂々たる演奏が、ドヴォルザークを"国民楽派"というイメージから解き放つようで、その音楽の洗練を存分に引き立て、見事!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?