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さぶすクラシック日誌。2023年版!

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毎日、1タイトル、スポティファイでクラシックの新譜を聴いてみた。
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#ブラームス

1月19日、異才、コパチンスカヤが曝け出す、帝国の落日と中欧の諸相、やっぱ、ただならない!

ヴァイオリンの異才、パトリチア・コパチンスカヤが、鬼才、ファジル・サイのピアノで、ヤナーチェク、ブラームス(3番)、バルトーク(1番)のヴァイオリン・ソナタを弾く。 ALPHA CLASSICS/ALPHA885 チェコの奥、モラヴィア地方に生きたヤナーチェク(1854-1928)のソナタ(1914)に始まり、ハプスブルク帝国の帝都、ウィーンを拠点としたブラームス(1833-97)の3番のソナタ(1886-88)、そして、ハンガリーを深く探求したバルトーク(1881-194

1月18日、イメージから解き放たれる!のどやかなブラームスの"田園交響曲"に、ブラームスのような洗練を響かせる、ドヴォルザークの7番...

ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団の、ブラームスとドヴォルザークの交響曲のシリーズ、"BRAHMS - DVOŘÁK"、第4弾、完結編となるのか?ブラームスの2番とドヴォルザークの7番。 TUDOR/TUDOR1742 ブラームス、苦節21年、1番の交響曲を完成(1876)させて、すぐに取り掛かったら、今度は、さらっと書けてしまった、2番の交響曲(1877)に、ブラームスのサポートを受けての、ルーツに立ち返っての国民楽派としての性格を確立したドヴォルザークが、国際的な

1月17日、ブラームスの音楽の確かな魅力!思い掛けなく発せられる若さ!ピアノ五重奏曲と2番の弦楽五重奏曲。

チェコの凄腕、パヴェル・ハース四重奏団が、ボリス・ギルトブルク(ピアノ)、パヴェル・ニクル(ヴィオラ)を迎え、ブラームスのピアノ五重奏曲と2番の弦楽五重奏曲を取り上げる。 SUPRAPHON/SU4306 ブラームス(1833-97)の活動が、ウィーンを軸に動き出し(1863年にウィーン・ジングアカデミーの指揮者に就任... )、その後半生が始まる頃、34歳、1864年に完成したピアノ五重奏曲と、晩年となり、作曲への衰えを感じた頃、筆を折ろうとすら考えた57歳、1890年、

1月16日、ブラームスとドヴォルザークの交歓を探り、浮かび上がる、中欧の魅惑!

ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団の、ブラームスとドヴォルザークの交響曲のシリーズ、"BRAHMS - DVOŘÁK"、第3弾、ブラームスの1番とドヴォルザークの6番、さらにハンガリー舞曲も! TUDOR/TUDOR1741 ブラームス(1833-97)、練りに練った渾身の一作、"ベートーヴェンの10番"の異名を取る、1番の交響曲(1855-76)と、ハンガリー舞曲、3曲(1番、3番、7番)が取り上げられる1枚目に... そのブラームスと出会い、支援を受け、刺激も受け