「障害って何?」22年間の葛藤から生まれた会社の誕生ストーリー
Otonohaを覗いてくださりありがとうございます☺️
二つ目の記事は、、
Otonohaの誕生ストーリーとなっております!🌱
なぜ「障害」「生きづらさ」に焦点を当てたのか、、
それは代表の22年間の人生が大きく関わっています。
目の当たりにした「障害者差別」が「生きづらさ」に。
その生きづらさを出来るだけ解消し、
同じような経験をしている人の
希望になりたいと思い設立した会社、Otonoha。
「障害って何?」という22年間の葛藤から生まれた
この会社の誕生ストーリーを代表みほに
語ってもらいました!
インタビュー形式で、広報担当のももか🐶
が質問していきます。
それでは是非ご覧ください!☺️
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<1.なんで「障害」に興味持ったの?>
ももか)
なんで「障害」に興味を持ったの?👀
みほ)
障害のある弟の事を考えざるを得ない状況が多かった
から!
ももか)
もう少し詳しく教えて!笑
みほ)
ここでは、重要部分だけにするね!
動画(本編)で見たい方はこちらから!
→
a. 「きょうだい児」だった私
ドラマのようないじめを受けてた。
毎日のように「障害がうつる」とバイキン扱い。
毎日殴られる、蹴られる。あざだらけの背中。
シューズに画鋲、頭から浴びるトイレの水。
心も体もズタボロだった。
今でもフラッシュバックしちゃうほど、
数えきれないいじめがあったんだ。
今は「こんなことありえないよね」って
笑って話してるけど(笑)
b. 「障害者」はかわいそう?
テレビのリモコンを独り占めする弟。
遊んでばかりの弟。
少しのことで大げさに褒められる弟。
毎日楽しそうに暮らす弟。
一体どこが「かわいそうなの?」って、
モヤモヤでいっぱいだった。
そして自分って嫌な姉だなって思ってた。
ももか)
そうだったんだ💦
これはしんどいけど、きょうだい児にしか
共有されにくい悩みだったんだろうなって思った。
相談できる人も少なそう。
みほ)
そうなんだよね。誰にも相談出来ずに一人で抱えてた。
そんな時に、自分にもある異変が現れ始めたの。
c. 「普通のお姉ちゃん」のはずなのに
私は「普通」なのか、「障害」なのか。 そんな疑問が頭から離れなかった。 そんな時に親から言われた言葉。
もう自分の中の何かが崩れたよ。
必死に守ってきた何かが崩壊した。
家にも、学校にも居場所がない。
毎日を生き延びるのに必死な日々だった。
d. 私は「普通」じゃない。
私は「普通」じゃないんだって気づいた。
次第に周りのみんなが、
自分とは遠い世界にいるように感じた。
孤立感がどんどん増していったよ。
ももか)
エピソードをありがとう。
周りから押しつけられるたくさんの「普通」に悩んで
苦しんだんだね、、。
確実に見える障害を抱えた弟さんと
そうではないけど生きづらさを抱えた自分。
みほの中で生きづらさの概念が揺らいでいくのが
伝わってきたよ。
<2.ひどい体験をしたのになんで前向きに頑張れるの?>
ももか)
みほは、そんなにしんどい体験をしたのに
どうして今前向きに活動出来てるの?👀
みほ)
実はね、この生きづらさから私を解放してくれる転機
が高3の時に訪れたんだよね!😆
ももか)
おお!!その体験を詳しく!!💓
e. 2017/1/29 人生の分岐点
参加したのは、ある表現教育のワークショップ。
一人でメドレーの説明をするソロに選ばれてね。
練習の時、いきなりステージに連れてかれて、
もちろん声は出なくて、舞台袖で大号泣、笑
でもそんな自分に寄り添ってくれたお姉さんのおかげでステージに立つことができたの!😆
泣きながら抱きしめてくれたお姉さんの顔、
今でも覚えているよ。
そのお姉さんのような人になりたい、
と同じボランティアに入ったの。
一人一人の子どもたちが安心して楽しめる空間を作る
一員になることが自分の生きがいになってった!
3年目に出会ったのが当時高2だったももかだね!😆
ももか)
あの時はこんな一緒に事業するなんて、
思ってもみなかったね。笑💓
みほ)
ももかもそうだけど、
一歩を踏み出したいけどなかなか踏み出せない
もどかしさを私もよく分かるから、
そんな子どもたちと友達になって、
緊張しながらも舞台に立っている姿を見ることが
本当に大好きだった。
「音楽が人を繋ぐ」「安心感で自分を出せる」
いつしかこんな空間作りが自分の軸になっていった!
ももか)
みほのボランティアの時の軸がOtonohaのミッション
になったんだね!
って、みほはボランティアしかしてないイメージだった
けど、大学生もしてたんだよね?笑
みほ)
うん!学業にも専念してた!はず!笑
f. 「障害って何?」4年間の問い
4年間でね、自分にもいくつかの「診断」がついた。 でもね、自分を「表現」することを覚えたのと、 心から安心させてくれる仲間に出会ったのとで、
その中で気づいたこと、それは、
「障害者」はいない。
しかし、社会が作る「障害」は
個人が感じる「生きづらさ」になること。
そして、
表現教育には生きづらさを軽減させる効果がある!!
そして「生きづらさ」を軽減させるために
「障害」を減らすこと。
これが多くの安心環境を作ること。
これらを確信したんだ!👌
g. 「障害」は減らせる
これが私の人生のメッセージだと思ってる!💌
だから、自分の身近であった「スペシャルニーズ」、
そして自分を変えてくれた、
子どもたちの輝く笑顔を引き出す「表現教育」
この2つをキーワードに、
社会にある「障害」、
個人が感じる「障害」を減らし
【個性を輝かせる人や環境を増やす】
これをOtonohaの目指す先(vision)にしたんだ!
ももか)
ワークショップからいろんな気づきがあったんだね!
暖かい表現教育の場で自分自身を取り戻せたからこそ、同じような体験を子どもたちに届けていきたいという、
信念が伝わってきたよ!
「障害」は減らせると気づかせてくれた仲間の支えも
大きいね!
みほ)
本当にそう!だからこうして理念に共感してくれて、
一緒に活動してくれて嬉しいよ!
いつもありがとうね🥺💓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまでお読みいただきありがとうございます!😊
表向きは多様性や共生社会を推進する
傾向があるにも関わらず、
「障害のある人」の事を気軽に「障害者」と呼ぶ社会。
漢字のイメージの悪さ、社会が作り出す偏見は、
「触れてはいけない話題」「自分と違う世界の人」と、
ますます分断を起こしていると考えられます。
でもみんなが当事者の可能性があり、
みんなが当事者の大切な人。
そう考えたら、「みんな違う」を前提に、
相手を知る、相手のことを想像することが、
みんなが生きやすい社会を作るのではないか、
と考えています🌱
そのツールとしてOtonohaのワークショップ
があれば嬉しいなと思います!🌷
誕生ストーリーは動画からもご覧いただけます!!☺️
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