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島でnote書いてみた

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島での出会い、発見、体験、学び・・・など、これまで拾い切れなかった島で起こっている“リアルな記録”を、島で働く/暮らす当事者の、等身大の言葉で書かれた記事たちです!
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2024年3月の記事一覧

船が見えなくなるまで手を振り、写真を撮る。 この数日で何度かやってきたことだけど、その度に少し切ない。 でも皆が去った後の水面に尚も波打つ模様を見て、 向こうはまだまだ前に進んでいるんだから、 私も前を見て歩こうという気持ちになれたりする。 一呼吸。ようやく帰路に着く。

私のnoteを読んでくれていた人たちへ。

初めの頃「note読んでるよ」って言われて本当に恥ずかしかったけれど、直接感想を言ってくれたり、褒めてくれたりして、今は素直に喜べるようになりました!ありがとう🥰 ひっそりと読んでくれていた人もありがとうございます🥲 ただただ心の内を吐露していただけのつもりだけれど、でも私の言葉をきっかけにして、どこかで何かが動き出していれば、これ以上嬉しいことはありません。 他のSNSなんかでは知ることのできない皆の想いがここには沢山詰まっていて、読む度に刺激を与えてくれる、私にとって

3.22

朝起きる。 なんにもすることがなくて(あるけど)手持ち無沙汰な毎日。 ま、ちょっくら、図書館でも行くかと思いチャリでこぎこぎすると海士町のママに会う。 バイト来いとなる。バイト行くとなる。 図書館で作業する。 家の灯油を払い忘れてたので、本吉燃料へ行く。 そういや、あのおじさんバイト探してるんだとか言ってたなと思い声をかけたら、まさにめちゃくちゃ探してたらしく、ここに暇なやついますよ、と名乗りをあげる。実は確信犯として行ったけど。 そのままおじさんが経営してる飲食店で

やる予定のなかった最終報告会

はじめになぜ最終報告会をやらなかったのか。 僕は僕の中で3ヶ月の整理がついていると思っていました。言葉に表せるし、書き留めてもある。整理の意味で、最終報告会をする気にはなりませんでした。 そしてもう一つ。感じたこと、思ったこと、大切にしたいことその全てを吐き出した時それをみんなが見てどう思うだろうか。認めてくれないのではないか。認められないのなら自分の中でだけこの大切な想いを守ってあげたかった。だからしないことを選んだのです。 でも、みんなの最終報告会を聞いて、みんなに言葉

たった3ヶ月、されど3ヶ月

離島して早1週間。 大阪の雑踏を掻き分け、やっと帰路に着こうとしています。 島にいる前は華やかな世界の方がキラキラしていると思っていた。 けれど、島から外へ出てみれば、あれほどキラキラした世界はないとさえ思うのです。 キラキラしていたはずの世界。 そこはもう私にとってキラキラはしていなくて。 そこにいる人混みは全て私の敵にさえ感じるのです。1人1人の表情がまるで違う。 お互いがお互いに興味を示さず淡々と歩く。 誰がその場にいるのか、何者なのか、興味などない。興味を示す様子さえ