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島前(どうぜん)note

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隠岐島前ってどんなところ? 祭、イベント行事、ちょっとした出来事など幅広いジャンルの記事をまとめています! 海士町・西ノ島町・知夫村での“リアルな暮らし”が垣間見え、移住前、旅…
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離島で暮らすをもっと身近に。まるっと届ける、島前noteについてご紹介します!

こんにちは。 島暮らし歴11か月、還流note編集担当田中です。 現在、「大人の島留学」という1年間の就労型お試し移住制度を使って島根県の隠岐島前地域で暮らしています。最近、島の中で驚いたことは、イベント会場の傍らで”ご自由にお取りください”と書かれた大量のサバが置いてあったこと。 ▼このエピソードをイラストにしてくれました。 まだまだ非日常が多いなと感じつつ、小さな驚きを楽しみながら過ごしています。 さて、皆さん。 ”離島暮らし”と聞いて何が思い浮かびますか? の

シェアハウスでの3か月の歩みとこれから。解散を控えたシェアハウス住民の座談会

異なる背景や価値観をもち、個性豊かな住人が集ったシェアハウス。 ここで過ごした3か月間で思いもよらない変化や出会いが──。 今回は解散前の寺澤邸にお邪魔してお話を伺いました。3か月を共に過ごした彼らに思い出や変化、解散前の今の心境などについてざっくばらんに語ってもらいました。 3か月を振り返って  ――今回は寺澤邸にお邪魔しています。 3か月という限られた時間をこのシェアハウスで共有してきた皆さんに、 3か月を振り返っての感想や、解散前の今の気持ち、そして今後の意気込み

突撃!シェアハウスの晩ごはん in西ノ島 ~大人の島留学 男子編~

こんにちは!西ノ島でnoteを執筆している中島です。西ノ島で暮らしてあっという間に4か月が経ち、ひとつ気づいたことがあります。それは… 男子の作るご飯がレベル高い みんなでよく集まってご飯を食べるのですが、作ってくれたもの全部がおいしいんです。そうなるとシェアハウスのご飯事情、気になりますよね? 一体どんな晩ごはんを食べているのか、西ノ島で暮らす男子のシェアハウスに潜入して、調査していきたいと思います!!(決してみんなの手料理が食べたい!という理由だけで調査しているわけで

子どもと大人が島の未来について話し合う場を。

世界共通の海洋ごみの問題、私たちにできることは何でしょうか? 隠岐諸島は海に囲まれているため、海流や風の影響を受けやすく、多くの海洋ごみが流れ着きます。西ノ島では毎年観光客が訪れるシーズン前に、島民の方がボランティアでビーチクリーンをしている現状があります。 今回、そんな環境問題を考えるきっかけとして、6月1日と6月15日に大人の島留学生で西ノ島の観光協会で働く波多野さんと、教育委員会で働く照内さんによる「ゴミアートワークショップ」が行われました!2人のインタビューは記事

「やってみたい」を現実に。島のマルシェでお店を開く3人の若者のチャレンジ!

私が今暮らしている海士町では、休日になると島の各地でさまざまなイベントが催され、日常の暮らしの中でたくさんの楽しみがあります。 こんにちは!R6年度大人の島留学生の髙橋凜です。 6月1日。 この日はTADAYOI(レインボービーチ横のグランピング施設)にて、月に1回島のみなさんが集まる人気のマルシェ「まるどマーケット」が開催。早速行ってきましたー! 今月のまるどマーケットのようす 到着したころには、すでに島のあちらこちらから多くの人が! よく晴れた青空の下、朝からにぎや

キーワードは「どれだけ楽しませられるか」島体験で知った本当に大切なこと。

「価値観を変えられるような場所に行きたくて」 東京の大学を卒業し、参画した大人の島体験。彼女の過ごした3か月とは? R6年度大人の島体験4‐6月生として西ノ島に来島。 西ノ島町観光協会でR6年度から始まったプロジェクト「島の観光×まちづくり」の一員として働いていた畠田真衣さんにお話を伺いました。 価値観を変えられる場所を探して今年の10月に東京の会社に入社することになって、それまで何しようか考えていたら、友達が「隠岐の島旅行行ったらいいよ」って言ってくれて。隠岐の島のこ

【島留学体験記】やりたいことに真っすぐ向き合う自分になりたくて。

新卒3年目。周りがキャリアアップしていく中、退職して島に来た。 来島して1か月経った今、感じていることは。 初めまして。 4月からNote管理人となった小林です。 大人の島留学という制度で、隠岐諸島の西ノ島で1年間暮らすことになりました。 今回は、自己紹介も兼ねて、来島してからの約1か月を振り返りたいと思います。 島に行くと決めるまで 前職では、簡単にいうとキャリアコンサルタントのような仕事をしていました。 月に100件ほどの面談、履歴書添削、面接練習、テレアポ、営

【島留学体験記】お釈迦様にお茶をかけるって本当?

お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」。 みなさんはこの行事、知っていますか? こんにちは、note管理人の小林です。 5月15日、長福寺で行われた「花まつり」に参加しました。 地元の方も知らない人が多いという行事ですが、一体どんな行事なのでしょうか。 今回は、そんな「花まつり」の体験レポートです。 不思議な体験、不思議な味 長福寺の本堂に入ると、華やかな机が用意されていました。 お花が綺麗にいけてあり、そのお花の前には小さなお釈迦様の像が立っていました。 右手で天を指し

東京のカメラマンから離島のホテル経営者へ。家業を継ぐためにUターン。

『実家がなくなるのは嫌だから、島に戻ってきた』 大変な仕事とわかっていても、島に戻って家業を継いだ理由とは? 今回お話を伺ったのは、西ノ島のホテル『国賀荘』を経営されている升谷圭吾さん。 家業を継いで感じたことや島での暮らしについて伺いました。 島を出て東京へ 隠岐の島前高校を卒業したあと島を出て、東京の専門学校で写真の勉強をしました。 写真は高校生のころから興味があったんですよね。 報道カメラマンの『マグナム・フォト』っていう写真家集団が好きで。 例えば、戦場の写真

大工、馬飼い、ときどき釣り。

『島に戻るつもりはなかった。でも約束があったから戻ってきた。』 一度離れても、育った町で暮らす意味とは? 今回お話を伺ったのは、島の大工さんで馬を飼っておられる亀澤哲則さん。 自然のなかで馬を飼いながら暮らす、島での生活について伺いました。 大工として40年 父親が大工で、子どもの頃からその仕事しか見てなかった。 幼稚園のアルバムにも「大工になる」って書いていて。 自分も大人になったら大工になるもんだって思っていた。 中学を卒業してからは、松江市の職業訓練学校に。 3

【島留学体験記】島のみんなが主役になれる?西ノ島の”フェス”に参加してみた。

6/1に西ノ島町コミュニティ図書館 いかあ屋にて、いかあやフェスが開催されました。 家族連れで楽しめる”フェス”って一体どんなフェスなのでしょうか? 今回は、そんな「いかあやフェス」に参加した体験レポートです。 朝9時半、いかあ屋に到着。 10時からのオープンに向けて、各ブースの方々が準備を始めていました。 「テントを張るの手伝って~」という声や楽器の音が聞こえてきて、会場はすでにちょっとしたお祭りモード。 いかあやフェスは、マルシェやワークショップ、ステージ企画など、有

現役”島留学生”と語る「大人の島留学」のリアル【イベントレポート】

5/25(土)、離島百貨店(離島キッチン日本橋店)にて、なぜ若者は今、離島に惹きつけられるのか?をテーマとした大人の島留学イベントが開催されました! 今回はイベント当日の様子を、お伝えします🤲 大人の島留学の制度紹介&チェックイン!まずはじめに、モデレーターの餅田さんによる大人の島留学の制度紹介からスタートです! 隠岐島前地域(海士町・西ノ島町・知夫村)、3島それぞれの特徴やアクセス方法、大人の島留学・島体験制度の詳細をお伝えしました。 大人の島留学の制度詳細は、オン

シーカヤック研修なんてあるの?大人の島留学生たちが体験してみた!

5月22日、西ノ島町にある「クラブノア隠岐・西ノ島町B&G海洋センター」で西ノ島町の大人の島留学生・島体験生に向けたシーカヤック研修がありました。 やってみた感想… 楽しかったーー!最高!!! 実は2回天候不良で延期になってしまい…。大人の島留学生・島体験生念願の1日でした!今回はそんな研修を振り返ります。 今回研修を担当してくださった柳原瑛司さん。柳原さんのインタビューは記事の後半にあります。 待ちに待ったシーカヤック研修!「今日は波がないので最高ですよ!」と柳原

日本のへそからぶらりたび 知夫村 お大師参り編

ゴールデンウィーク前半戦 4月29日に島根県知夫村でお大師参りがあると聞きつけて海士町から島前地域内航船いそかぜに乗って知夫村に向かった。 そもそもお大師参りってなんやねんって思う方もいるかもしれない。 今回は知夫村のお大師参りに訪れたので、そのことも踏まえてお大師参りについて、雰囲気を紹介したいと思う。 お大師参りとは 弘法大師の命日(旧暦3月21日)を縁日として行われている民俗行事。 弘法大師が祀られているお堂などに参拝。 その後、料理やお菓子などが参拝客は振る舞われ