マガジンのカバー画像

大人の島留学

103
丸ごと自分を島に投げ込んでみませんか?隠岐島前3町村(海士町・西ノ島・知夫村)で、仕事や普段の暮らしに挑戦できる1年間の就労型お試し移住制度のすゝめ
運営しているクリエイター

#離島

”1島民として、島の最前線でまちづくりを担う”大人の島留学制度をご存じですか?

こんにちは。 #離島にもっと若者の還流をnote担当の大人の島留学生田中です。 突然ですが、皆さん。 自分を島に丸ごと投げ込んでみませんか? 「島暮らしってなんだか自分には縁のない、遠くの場所にあるもののような、でも、なんだかちょっと気になる場所。」 「島には帰りたいけど、今どんな仕事があるか分からない。今の自分で島に帰っていいんだろうか…。」 きっと色んな印象がある島での暮らしですが、 「取り敢えず、島来てみませんか。」というご提案。 ”今” から ”次” の

島体験は、大切にしているものを再確認する日々だった。

2023年10-12月の島体験生として海士町に来島。 海士町役場の里山里海循環特命担当として働く神野佑介さん(わさび)にインタビューしました。 来島するまでは、大学を休学して兵庫県でファシリテーターをしていました。子どもたちとキャンプをしたり、クラスづくりをしたり。そういう人との繋がりや、居場所づくりに関心がありました。 そんななか友だちからコミュニティデザインについての話を聞き、山崎亮さんの『コミュニティデザインの時代』という本を読んで海士町のことを知って。キャンプの仕

「この島が自分に合っていると思える」離島暮らし3年目を迎える彼女と、地域のつながり

埼玉県でアパレルの仕事をしていたけれど、気付けばもう西ノ島生活3年目に突入! イベントの企画運営や島の方と移住者を繋げる活動を通して、みるみるうちに島に馴染んでいった坂本さん。 今回はそんな坂本さんと、彼女の島での暮らしに大きな影響を与えてくれている石塚さんにお話をお伺いしました。 西ノ島ならではの穏やかでふんわりな雰囲気が皆さんに伝わると嬉しいです。 ーおふたりが初めて会ったのは何がきっかけだったんですか? 坂本さん: 私最初にバスガイドに興味があって、それに同行さ

島で、働く1年間|海士の魅力に惹かれて飛び込んでみたら

連載:島で、働く1年間、今回も「大人の島留学」という制度で島暮らしをしながら、株式会社海士で働いているメンバーにその制度の魅力や島での暮らし方をお伺いしました。 ▪️まず、自己紹介をお願いします。 杉谷駿と申します。「セントラル亭」と「タビマエ」チームに所属しており、飲食店における様々な業務と、Entôや島のアクティビティの予約手配などを行っています。 ▪️どのような経緯で「島留学」にたどり着いたのですか? 一昨年の初夏に移住検討ツアーに参加して海士町を訪れ、海士町の魅

島で暮らした3ヵ月、島体験生と10の質問。

離島、延長、迷ったけど離島。 同じシェアハウスだった仲良し3人が思う、島で暮らした3ヶ月とは? 今回は、2023年度4-6月期の島体験生である、深田彩実さん、早川万琴さん、伊佐遥花さんに10つの質問を通して、3ヵ月の島体験を振り返っていただきました。 早速ですが、よろしくお願いします!! ━━Q1.まず島に来るまでの経歴を教えてください! 深田さん: 島に来る前は、新卒で東京のIT企業で2年間働いていました。 転職を考えていた時にテレビで大人の島留学を知り、興味を持っ

クラウドファンディングにも挑戦中!離島のお土産作りに奮闘する大学生の思いとは?

こんにちは、note管理人の露木です。 今回は西ノ島の名産である「岩ガキ」の缶詰めのお土産を開発中の、大人の島留学生・西野さんにインタビューしました! 大人の島留学の期間は1年間、3月下旬で任期が終了となります。 いよいよ活動も大詰め!ということでお土産品開発という大きなプロジェクトを進めてきた彼女の思いを伺いました。 「商品開発をしてみたい」という思いで飛び込んだ島留学 私は大学を休学して大人の島留学に参加しています。 元々やりたいことが明確にあった訳ではなくて、そ

東京から離島へ、「人と人との関わり」から見えた先には。

東京で新卒1年目を過ごし、海士町に来島。 新たな暮らしと仕事から彼女が得たものとは…。 R5年度の大人の島留学生として海士町に来島。 海士町立海士中学校に勤務する関根彩乃さんにお話を伺いました。 新たな出会いをもとめて 社会人1年目は保育園の栄養士として給食をつくっていました。 仕事は楽しいこともあったけど、このままだと仕事のスキルが身についたとしても、人間的に成長できるかな?って考えることが増えて、悩んだ結果辞めようと思いました。 次の仕事を探していたんですけど、栄養

「将来を考えるヒントを見つけたい」選んだのは離島での仕事と暮らしでした。

R4年大人の島留学生である湯木さんと、R5年10月-12月の島体験生である麻生さん。 二人は同じ広島の大学に通っており、休学期間を利用して大人の島留学/島体験に参加しました。 時期こそ違えど、同じ島で過ごした二人にお話を伺いました。 ー今日はよろしくお願いします。そもそもお二人の知り合ったきっかけを聞かせてください。 麻生: 大学のサークルが一緒で。二人ともフットサルとボランティアサークルに所属しています。 就活をきっかけに島へ ーなぜ島留学/島体験に参加しようと思った

「何もない」という豊かさを求めて。島に来た今思うこと。

今回は、R5年度大人の島留学生として知夫里島に来島して働いている細川なつ子さんにインタビュー。 離島まで残り3ヶ月。島での生活を通して感じたことや、これからのことについてお聞きしました。 東京にはないものを求めて 「島暮らし」で模索する日々。 私は生まれてからずっと東京にいました。人も物も行く場所も見るものも本当に豊かでたくさんある場所だったけれど、それとは真逆の何もない豊かさを感じてみたいと思い始めたんです。 自然が少ない場所で働きながら暮らしていたので、もっと自然が

たくさんの人と出会って、話して。興味の赴くまま、進んでいきたい

東京の大学に通う2年生。オンデマンド授業を受けながら、大人の島体験に参画。 「いろんな人の話を聞いてみたい」と広報の仕事を選んだ彼女の3ヶ月とは? 今回はR5年度大人の島体験10-12月生として海士町に来島。 大人の島留学や海士町複業共同組合の広報として働いていた、山本薫乃さんのインタビューをお送りします。 来島から3ヶ月。離島直前の山本さんに、海士町で過ごした大人の島体験について聞かせていただきました。 面白そう、飛び込んでみた大人の島体験 夏休み中、大学主催の地域

【インタビュー】穏やかな離島で、その人それぞれに寄り添った介護を

今回のインタビューは伊藤さん。 R5年度大人の島留学生として来島し、西ノ島町社会福祉協議会(以下、社協)で働いています! 東京から西ノ島へ。環境を変えて新たなチャレンジ 伊藤です。東京の田舎から来ました(笑) 島に来る前は東京の有料老人ホームで3年ほど介護士をしていました。 美味しいものを食べるのが好きです。 人見知りなんですけど、島に来てからそれが少し改善されたかなあと思っています。 福祉に興味を持ったのは、昔から高齢の方と関わるのが好きで。 元々おばあちゃんっ子だっ

海士町複業協同組合で1年間はたらく「大人の島留学生」を募集します。

海士町複業協同組合では、1年間、離島でのローカルライフを体験しながら、島に寄り添う複業と1番近くで働く「大人の島留学生」を募集いたします。 1年間島根県の離島でそのライフスタイルや仕事を体験してみませんか? まずオンラインで相談する▶️ こちらから 大人の島留学とは大人の島留学とは1年間島根県の隠岐諸島に飛び込み、島での仕事や暮らしを通して学びに変えるプログラムです。仕事に関しては、ヒアリングを重ねながら相談させていただくのですが、こちらの記事では海士町複業協同組合の事

島留学から地域おこし協力隊へ。西ノ島で紡ぐキャリアと生活

自分の直感を信じて飛び込んだ島での暮らし。 1年半以上を西ノ島で過ごしてみての率直な思いとは? 今回はR4年4月から島留学生として西ノ島に来島し、 大人の島留学生期間の終了後、「地域おこし協力隊」として活動する野田さんにインタビューしました。 新卒で就職し感じた違和感。自分の直感を信じて島留学へ 大学卒業後、IT企業に就職してエンジニアの仕事をしていました。 新社会人あるあるだと思うんだけど、「思っていたのと違うな」っていう感覚があって。 そこまで就活をちゃんとやったわ

島ではたらく管理栄養士たちが、『食』で地域をつないでいく。

管理栄養士の資格を活かしながら島根県の離島、海士町で働く坂口真穂さんと深瀬湧さん。 島で出会った二人の管理栄養士たちは今なにを思い、どのような暮らしを送っているのでしょうか? お二人に、お話を聞いてみました! −−本日はよろしくお願いします! 深瀬さんは来島されるまで、どのようなことをされていたのでしょうか? 深瀬さん 高校で介護の資格を取って、大学では管理栄養士の資格を取っていて。 管理栄養士になろうと思ったきっかけは「おいしい介護食を作りたい」という思いからでした。