26歳限界マンガ原作者志望がマンガ家と出会う話 中編
おはこんばんちは 音梨颯です。
前回は、フリーランスサイトやTwitterなどでマンガを描いてくれるマンガさんを探そうとし、ことごとく失敗した私ですが、今回はねことま先生に出会う直前までの話をします。
前回未読の方はこちら
・謎のマンガ喫茶 漫画空間
Twitterで出会った方に教えてもらった漫画空間さんについて調べてみることにしました。
漫画空間さんは名古屋市大須にある漫画喫茶とのことで、実をいうとTwitterの方に教えてもらう前になんとなく存在は知っていました。
名古屋大須といえば、東京の秋葉原みたいな感じのオタクが買い物によく行く街で岐阜県民の私はちょくちょく遊びに行っており、漫画空間さんについて聞いた時も、「そういえば大須商店街のビル2階に変わったマンガ喫茶があったな」と思い出しました。
ネットで調べてみるとTwitterアカウントと店舗HPがありました。
Twitterアカウント:@mangakuukan
内藤さんという方が店主をされており、マンガやイラストを描く空間を提供するのに特化した漫画喫茶さんです。
また、その漫画空間さんを通じて、マンガの仕事がしたいマンガ家さんに依頼ができる「漫空線隊 画レンジャー」という活動もされています。
地理的にも比較的近く、料金もかなり良心的だと思ったので、とりあえず相談だけでもさせてもらおうと、依頼内容と予算と完成希望期限などを記したメールを送りました。
数日後、店主の内藤さんから返信があり、「いろいろと詳細を訊きたいので一度きてみてください」とのことだったので、直接お伺いさせていただきました。
基本的にコミュ症なので、当日は心臓バクバクだったのですが、入店すると背が高く体は大きいですが、朗らかな店主の内藤さんが温かく出迎えてくれました。
早速でしたが
・出版社のネーム賞に送っているがなかなか成果があがらないこと
・マンガ家の知り合いはいないけど、マンガをつくってTwitterにあげたいこと
・ネットを駆使したがなかなかマンガ家さんが見つからなかったこと
などをお伝えしたところ、
「あまり個人からの依頼を受けたことがない(依頼は主に企業相手からくる)ですが、条件が合うマンガ家さんがいれば引き受けます」といっていただけました。
あ、ありがてぇ~~~~
早速その場で、私の絵に対する希望をヒアリングしてもらいました。
すると内藤さんは、画レンジャーに登録しているマンガ家さんのポートレートをまとめたファイルを見せてくださり、「この中で気に入るマンガ家さんはいますか?」と聞いてくれました。
いろんな画風のマンガ家さんがたくさんいらっしゃって驚きました。
(たしか20人近くポートレートがあった)
さらにそれにプラスして、漫画空間さんに通うマンガ家さんのTwitterアカウントを元に「この人どうですか?」という感じにも提案してくださいました。
結果、「お願いしたいな」と思う方が2,3人いらっしゃったので希望をお伝えしたところ、「では、マンガ家さんに引き受けてくださるか当たってみますね」と言われ、その日はお暇しました。
そして、数日後内藤さんからメールが届きました。
「全員 都合がつかなくてダメでした」
詰んだ\(^o^)/
このメールが届いた時には「マンガ制作あきらめようかな」と思ったのですが、「もう少し他のマンガ家さんにやってみないか聞いてみます」とも書いてあったので少し待つことにしました。
すると数日後、「やってみたいと手を挙げてくれたマンガ家さんがみつかった」と連絡が入りました。
その人が、ねことま先生です。
切れ目がよいので今回はここまでとします。
次の後編で最後となりますので、最後までお付き合いしていただければ幸いです。
後編はこちら
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