中国百合漫画『Soulmate』を読むべき10の理由(byスペインの翻訳出版会社)
※筆者注。「バイヘ」は「百合」の中国語読みです。なので、「リアルなガールズラブ/バイヘを探している人」は「リアルなガールズラブ/百合を探している人」だと思われます。
この『Soulmate』は以下のように前にブログに書きました。
そのうえで、このスペインの翻訳出版会社のPR文は納得しかありません。
この漫画は、10代の学生時代と20代の社会人時代を同時並行して描くことでレズビアンの半生を追える内容になっており、級友や家族との関係も描くことでかなりリアルに感じられる物語となっております。それでいて、自伝的な感じでもなく、フィクション性の強さも明確となっているのが見事です。
英語版として輸出もされているのですが、2024年4月24日現在、未だに日本には来ていないのが残念なところではあります。
『Soulmate』は元々縦読みフルカラー漫画なのですが、紙の本としてもけっこうあちこちの国で翻訳出版されており、上記動画はフランス語版の際に撮られた作者インタビュー動画かと思われます。
Amazonで検索してみたら、何気に英語版のペーパーバックが2024年9月10日発売予定で登録済みになっておりました。(※2024年4月24日現在の情報です。)
これだけ紙の本として出版されているのですから、いいかげん、日本にも翻訳出版してほしいところなのですが、そもそも中国語コミックの翻訳出版自体がマイナーでつらいところです。まあ、日本市場の弱さは否定しかねるところなのですが。
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